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「小中一体型」市教委に答申 湖西市の学校検討委

2022年3月17日 05時00分 (3月17日 09時57分更新)
報告書を影山剛士市長に提出する島田桂吾委員長(中)と袴田雄司副委員長(右)=湖西市役所で

報告書を影山剛士市長に提出する島田桂吾委員長(中)と袴田雄司副委員長(右)=湖西市役所で

 湖西市立小中学校の教育環境や統廃合などを話し合う同市立学校教育施設適正化検討委員会は十六日、学校の在り方について市教委に答申し、影山剛士市長に報告書を提出した。市北部の東小、知波田小、湖西中は、統合して小中一体型に、白須賀小・中は、地域住民と話し合い、方向性を探る必要性を提言した。市は提言を基に二〇二二年度から地域住民の意見を聞く。 (桜井祐二)
 同委員会は、学識経験者や学校、行政関係者らで組織。二一年六月から今月までに計六回の会合を開き、市内の教育環境などについて議論してきた。
 提言では、望ましい教育環境として、小規模校の学級の必要人数は、小学校で二十人、中学校で三十人以上、一学年は二、三学級が必要とした。通学区域の変更や学校の自由選択制は、行政区域と学区が分かれることから市になじまず、統廃合や小中一貫による適正配置が効果的とした。
 市北部の東小、知波田小は、現在でも一学年で複数のクラスができず、六年後には一学級の必要人数も満たさなくなると予測される。このため湖西中を含めた一つの敷地に小中一体型の学校を新設し、小中一貫のカリキュラムも検討していくのが望ましいとした。
 市南部の白須賀小は特別支援学級や特別支援校を誘致し、白須賀中は近くの中学に生徒を分散させたり、小中一体型の学校を整備したりする案を示し、地域住民と話し合うことを勧めている。鷲津、岡崎、新居地区については現状維持でよいとした。
 島田桂吾委員長と袴田雄司副委員長が、影山市長に報告書を提出した。影山市長は議論に感謝を表し「方向性が出たので、子どもたちの教育環境が望ましくなるよう地域と話し合ってスケジュールを立てていきたい」と話した。

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