「うなぎいも」タイ進出

2017年12月19日 02時00分 (5月27日 05時27分更新)

「うなぎいも」を持つ伊藤拓馬部長と、タイでの販売に帯同する「うなも」=浜松市南区で

 うなも今度はタイへ-。浜松の新名物「うなぎいも」を生産販売するコスモグリーン庭好(浜松市南区)は来年一月上旬、うなぎいものタイへの輸出を始める。海外販路はシンガポール、台湾、香港に続いて四カ所目。これまでの国や地域と同様にうなぎいもの公式キャラクター「うなも」を広告塔に現地の人たちに浸透を図り、うなぎいもの味を売り込む。
 うなぎいもは養殖ウナギの頭や骨を肥料に栽培したサツマイモで、コスモグリーンが二〇一一年にブランド化し生産を始めた。出荷先は遠州地域のスーパーや農産物直売所が中心だが、国内に比べて価格競争にさらされる心配が少なく、価格が安定している海外輸出にも並行して力を入れている。
 一四年にシンガポールのレストランに輸出したのを手始めに、一五年に台湾、一六年に香港にも出荷を開始。甘味の強さや味の濃さが人気で、一六年度は全出荷量百四十八トンのうち十八トンをこれら三つの国と地域に輸出した。
 新たな輸出先として、もともとサツマイモを味わう食文化があり、近年、日本産サツマイモの焼き芋がスーパーなどで人気を呼んでいるタイを選んだ。日本の商社の仲介で来年一月九~十八日にタイ・バンコクのスーパーなど数カ所で、うなぎいもの生イモや焼き芋、干し芋を販売する。
 新たな国や地域に進出する際は、いつもうなもを帯同させてきた。販売会場でうなものユニークな風貌と愛嬌(あいきょう)でまず人を集め、試食を促しておいしさを実感してもらう作戦が功を奏しており、今回もうなもの集客力を最大限に活用する。タイ側の仕入れ担当者も、うなもに興味を持っているという。
 コスモグリーンの伊藤拓馬部長は「タイは今後も成長が期待できる国なので楽しみ。販売期間に成果を出し、継続的な取引につなげたい」と意気込んでいる。
(伊東浩一)

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