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椎の木湖でシーズン最後の“段底” ラストに一番のラッシュ、合計22匹!

2022年3月15日 05時00分

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「貫禄十分!」終了間際のラッシュ時にヒットした当日最大となった1200グラム

「貫禄十分!」終了間際のラッシュ時にヒットした当日最大となった1200グラム

 段差の底釣りシーズンを締めくくるべく、埼玉県羽生市の椎の木湖へ釣行。序盤はコンスタントに釣れていたものの、思わぬ食い渋りに直面。昼から吹き始めた風にも苦しめられて釣り座を移動。なかなか釣れるパターンがつかみ切れなかったが、最後にちょっとした時合いを得られ、平均1キロクラスのヘラを22匹手にすることができた。(マルキユーテクニカルアドバイザー 戸井田祐一)

◆超大型情報ある3号桟橋奥560番

 3月に入り、例年であれば野釣りの大型狙いが始まるタイミングを迎えるが、今年は若干遅れている模様だ。そんな中、厳寒期ならではの釣趣がある段差の底釣りを楽しむにはこれが最後のチャンスと思い、3月5日に椎の木湖へ。
 入釣したのは3号桟橋奥の右向き。情報によると、新ベラを多く釣っている人が総合的にも高い釣果を上げているようなので、新ベラがたまっていそうな底に変化があるこのエリアに着目。さらに数日前に同湖で竿を出した釣友から「1・5キロ以上の超大型も期待できる」との話もあり、右から左に向けたカケアガリのある560番に釣り座を構えた。
 15尺、竿天井の底釣りで、ハリスの長さは上が12センチ、下が65センチ。ウキは宙で7目出しにバランスを設定。底ダチをとって6時20分に釣りを開始した。この釣りのキモは、抜き方や持たせ方といったバラケ餌のコントロール。まずはウキをトップ先端までどっぷりとナジませてバラケをしっかりとタナに入れ、ジワジワとバラけさせる基本のスタイルからスタートした。
 1投目から反応があり、開始後10分で早くも1匹目がヒット。おなかの大きな920グラム。同湖のアベレージサイズといったところか。続けて同じような動きをウキに出し、食わせ餌だけで待つアプローチで続けること30分。動きがないので、ウキのナジミきりから返し始めに軽いサワリが出るように餌をほんの少しラフに付けるようにしていく。
 それから20分ほど、フワフワしたサワリから半節ほど抑えるようなアタリで2匹目がヒット。その後もフワフワした動きは出るものの決めアタリは現れず。下針に付けた「感嘆Ⅱ」が小さくなって戻ってきているところをみると、動きを出しているのはおそらくジャミ。ヘラはまだ寄りきっていないようなので、寄せを意識してどんどん餌を打ち続ける。
 動きが出たのは約40分後。深ナジミから戻し始めたタイミングで1キロちょうどがヒット。その2投後、バラケが完全に抜けたあと、手前に誘ってハリスにテンションを掛けたところで出たアタリで釣った3匹目を皮切りに、待ちの釣りで1キロクラスが4連チャン。パターンをつかんだかに見えたが、餌打ちのサイクルがゆっくりだったせいかウキの動きが突如、沈静化してしまった。

◆納竿30分前に一番のラッシュ

 40分ほどたったころ、ハリスのちぢれが気になっていたので変えたところ久しぶりにヒット。そこからまた3連チャンと盛り返したかのように見えたが、再びウキの動きが乏しくなり、そのまま1時間が経過。
 ある程度続けて釣るとパタッと止まってしまう展開。ヘラをポイントにキープするために打ち込むバラケの量は増やしたいが、餌を大きくするとウワズリを招く懸念もある。吹き始めた風もこれから強くなる予感があり、あまり待てなくなりそうなので、小さな餌を手返しよく打っていこうと判断。仕掛けを少しいじってみることにした。
 上針をサイズダウンして6号に、ハリスを20センチへと伸ばし、ウキのトップを宙で7目出しから6目出しに調整。小さめのバラケをタナでゆっくりとナジませてアピール力をアップしながら、これまでに比べてより底近くでバラケさせることでウワズリを抑止しようという考えだ。
 変更して打ち続けること30分。タナが圧縮されてきたか久しぶりの12匹目がヒット。その5分後、ボソッ気を意識した餌に変えた1投目で13匹目を手にしたが、直後から風が強まり、釣りづらい状況に。風を背にできる反対向きの釣り座へと移動することにした。
 入った釣り座は462番。竿を14尺に変え、12時半にリスタート。釣りやすくなったものの、反応のない時間が1時間ほど続く。バラケの抜けをよくしようと上ハリスを15センチに詰めたところ1発でヒットするも、これは単発。さらに1時間ほどたったころ、席を移動してから隣で好調を続けている釣友が食わせに大きめの針を使っているのを見て試しに3号へサイズアップ。すると早速1キロ級が連続ヒットした。
 その後しばらく静かな時間が続いたが、納竿30分前に下針を1号に戻したのが良かったのか、この日一番のラッシュが到来。連チャンで仕留めたこの日の自己最大サイズとなる1200グラムを筆頭に5匹を追加。超大型の顔は拝めなかったが、合計22匹、22・2キロでフィニッシュすることができた。
<釣行日の仕掛け>
【竿】15尺→14尺
【道糸】0.7号(サンライン・禅)
【ハリス】上 0.5号(サンライン・奏) 12センチ→20センチ→15センチ
     下 0.35号(サンライン・禅)65センチ
【針】上 バラサ7号→6号 (オーナーばり)
   下 Sプロスト2号→3号→1号 (オーナーばり)
【ウキ】旭舟 技七番 (パイプトップ)

◆絶対に魚を上ずらせない バラケ餌コントロールして

<使用した餌> 「粒戦」「細粒」「とろスイミー」「ダンゴの底釣り 夏」「段底」「感嘆Ⅱ」「力玉」「魚信」
<釣行日の餌使い>
 バラケ餌のブレンドは「粒戦」50cc、「粒戦細粒」50cc、「とろスイミー」50cc、「ダンゴの底釣り 夏」50ccに水150ccを注ぎ、吸水させたのちに「段底」150ccを加えてかき混ぜたものからスタート。上ずり対策として「ダンゴの底釣り 夏」を加えたが、アタリが遠のいてからは入れずに使用。状況を見ながら「段底」の比率を増減して対応した。
 食わせ餌は、前半は「感嘆Ⅱ」(粉10ccに水12ccで仕上げたもの)にばかりヒットしたが終盤は「魚信」が好調。そのほかには「力玉」も用意して2個付けも試した。1日を通すとローテーションが有効なことが多いので、各種持参するのがオススメ。
<釣り方のコツ> 段差の底釣りはバラケ餌のコントロールが何よりの勘所。ウキに出る反応を見ながらタナへの入れ方、持たせ具合、バラケさせ方、抜くタイミングなどを餌の付け方から手水や練り込みによる手直し、ブレンドなどで合わせていくのが重要であり、醍醐味(だいごみ)でもある。
 気を付けるべきポイントは絶対に魚を上ずらせないこと。ウキのトップがナジむまでにサワリが出るのは理想的ではないので、針への付け方だけでなく針のサイズやハリスの長さにも気を使いたい。
<椎の木湖メモ> 住所:羽生市三田ケ谷平島2551の1
(電)048(565)4133
 営業時間:6時〜16時

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