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御嶽海が『大関1勝』逸ノ城に押し込まれるも冷静に対応「緊張していた」八角理事長は指摘【大相撲】

2022年3月13日 20時37分

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御嶽海(左)が押し出しで逸ノ城を下す

御嶽海(左)が押し出しで逸ノ城を下す

◇13日 大相撲春場所初日(エディオンアリーナ大阪)
 立ち合いは劣勢だった。190センチ、206キロもある巨漢、逸ノ城(28)=湊=の体が突っ込んでくる。御嶽海(29)=出羽海=も当たっていったが押し込まれた。やや体も起きかけたとはいえ、さすが大関。冷静だった。
 相手の力をそらすように右へと巧みに回り込む。逸ノ城はついてこようとしたが、やや距離が離れた。御嶽海は仕切り直すように上体を下げ、頭を付けるようにして今度は押していった。そして一気に押し出した。
 2年ぶりの大阪、有観客では3年ぶりだった。後援者などから「会えないの?」など、メールが届く。あいさつも簡単にできない今の状況だが「その思いを分かった上で精進したい」と語っていた。この日は約5000人の相撲ファンから、大きな拍手が湧き起こった。「熱い方が多い」という関西の人に、きっちりと大関1勝を届けた。
 取り組み後の取材対応はなかった。初場所後に新型コロナウイルスに感染。稽古量も十分とは決して言えないだろう。状態に関しては本人の口からはうかがえなかったが、初日を飾った。
 八角理事長(元横綱北勝海)は「ちょっと緊張していた。思い切りがなかった」と普段との違いを指摘しつつ「とにかく勝つことが大事」と結果を評価した。錦戸審判長(元関脇水戸泉)は「立ち合い、出られなかったけど、立て直した。前傾姿勢だったので、安心して見ることができた」と感想を述べた。
 過去をひもとくと、新大関場所は苦戦を強いられることが多い。まずは白星発進した。2006年夏場所の白鵬以来、昭和以降では7人目の新大関Vを目指す今場所。「気負わずいく。挑戦者の気持ちでいく」と語っていたように、持ち味の押し相撲を貫く。

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