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「勝ち点を持って帰れなかったのが現状の力」長谷川監督が悔しさ J1名古屋、厚かった王者・川崎の壁

2022年3月12日 21時28分

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後半、審判にアピールする名古屋・長谷川監督

後半、審判にアピールする名古屋・長谷川監督

◇12日 サッカー J1第4節 川崎1―0名古屋(等々力)
 名古屋グランパスは、リーグ連覇中の川崎の速攻に沈み、2012年以来となる等々力でのリーグ戦勝利はならなかった。
 ◇   ◇   ◇
 王者との差を見せつけられた。前半25分に自陣でボールを奪われると、素早いパス回しから最後は川崎のFWマルシーニョ。事前の警戒ポイントだったというマルシーニョの抜け出しに、決定的な仕事を許した。「DFラインがばたついたところをいい形で通された。わかっていても決めてくるのが川崎の強さ」と長谷川健太監督(56)。チャンスを確実に沈める、勝負強さに屈した。
 それでも1点で耐えた後半、指揮官は逆襲の一手を打つ。右の相馬勇紀と左のマテウスを入れ替え、昨季同様に利き足と逆サイドに配置。「彼らのシュートもあるかも、という怖さを使って押し込むことができた」と、MFレオシルバも効果を実感。攻勢に出て、セットプレーをはじめとしたチャンスをつくった。
 中でも指揮官が「いい形をつくれた」としたのは後半22分。ロングパスで敵陣右サイドへと流れた仙頭啓矢から、中央の稲垣祥へ。稲垣が送った縦方向のスルーパスに、FW酒井宣福が反応した。しかし、滑り込みながら右足で放ったシュートは、ゴールの左へそれていった。
 終盤もセットプレーを多く獲得しながら、エリア内で競り負けてシュートまで持ち込めず。「チャンスを多くつくれた中で、決めきることができなかったのは反省するべきだ」とレオシルバ。ゴールまでの「あと少し」が、いつまでも遠かった。
 「勝ち点を持って帰れなかったのが現状の力」と、長谷川監督は結果を残せなかった悔しさをにじませた。しかし、6日の鳥栖戦からは「半歩チームとして先に進むことができた」と前を向く。この日見えた王者との距離を少しずつ、確実に縮めてみせる。

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