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【中日】大野雄33歳にしてペース配分に挑戦「もともとそういうタイプではないんですけどね」と笑み 6イニング83球

2022年3月12日 06時00分

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中日大野雄

中日大野雄

◇11日 オープン戦 中日1―6阪神(甲子園)
精進するから成長する。開幕投手の中日・大野雄が33歳にしてペース配分に挑戦した。「もともとそういうタイプではないんですけどね」と笑みをみせた。3回までは7割で、4回からの3イニングは全開。6イニングを被安打5、失点2、球数83でマウンドを降りた。
 3・25巨人戦(東京ドーム)までちょうど2週間。調整と成長の両取りを狙った。開幕戦は「最初から全力です」と言ったのは本音。菅野とのエース対決で先制点を献上したら勝敗に直結する。
 一方で、シーズンを通せば「長いイニングを期待されています」。エンジンを制御し、機を見るに敏。場面だけでなく、イニングによってもギアを変えたい。
 この日はブルペンでの球数を「45球から30球ちょっと」にした。1週間後の18日・楽天戦(バンテリン)は総仕上げの意味合いが強い。開幕から2週間前、この日にしかできない挑戦だった。
 結果はどうか。「内角要求が外にいってしまいました」と振り返ったのは初回に先制点を献上した場面は1死一、三塁で佐藤輝に左翼へ犠飛を弾き返された。4回からは狙い通り。序盤に140キロ前半だった球速は140キロ台中盤へ。「腕の振りもよくなってきました。バテることもなかったので、序盤の7割を8割でいけたらいいなと思いました」と語った。
 手にした勲章は沢村賞、東京五輪金メダル…。重くなった肩書とは一定の距離を置き、新たなスタイル構築にエネルギーを費やす。同学年の米ツインズ・前田や、巨人・坂本ら『超』のつく一流と触れ合い、親交を深め「僕なんて全然ですよ」と平気な顔で言えるのが大野雄の強みなのだ。

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