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チェルノブイリ停電…非常電源リミット48時間後は3・11「なんとも皮肉」「福島と同じ日」とネット騒然

2022年3月10日 10時44分

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シェルターに覆われたチェルノブイリ原発=2021年4月(AP)

シェルターに覆われたチェルノブイリ原発=2021年4月(AP)

 日本時間9日夜、ロシアの侵攻でウクライナのチェルノブイリ原子力発電所が停電したと報じられると、多くの日本人が動揺した。非常電源が維持できるタイムリミットがちょうど東日本大震災の「3・11」に重なるため、憂慮する声が相次いだ。
 ウクライナの国営電力会社が、ロシア軍が占拠したチェルノブイリ原発で、送電網が損傷して停電が起きたと発表。クレバ外相は自身のツイッターで9日、予備の非常電源は48時間はもつが、その後、使用済み核燃料の冷却が維持できず、冷却放射性物質が漏れ出す可能性があると訴えた。
 こうした情報が次々とメディアから流れると日本人は危機感を募らせた。くしくも非常電源のリミットである48時間後は11年前に東日本大震災が発生した「3月11日」。本震翌日に、福島第一原発で電源損失による水素爆発が発生し、放射性物質が漏れ出た。
 ネット上では「48時間後は3月11日」「311を目の前にしてなんということ」「嫌なタイミング」「『電源喪失』という言葉は心的外傷を掻きむしる」「福島と同じ日付に」「3・11を直前に、大規模原発事故として当時散々比較されたチェルノブイリがこうなるなんて、なんとも皮肉な話」と心配する投稿が多数見られた。
 なお、国際原子力機関(IAEA)は日本時間10日、「電力喪失が致命的な影響を及ぼさない」との声明を発表した。一方で、同9日に監視システムデータの送信が途絶えたチェルノブイリ原発に続き、先週ロシアから攻撃を受け火災が発生したザポロジエ原発も送信が途絶えたとの情報も発表した。
(写真はAP)

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