本文へ移動

阿蔵山を工業用地に 浜松市、28年度の分譲目指す

2022年3月10日 05時00分 (3月10日 05時01分更新)
 浜松市の鈴木康友市長は九日、活用方法を長年検討していた天竜区の阿蔵山の市有地を工業用地として開発し、企業誘致する方針を明らかにした。二月末で分譲が完了した第三都田地区工業用地(同市北区)に続く土地として、二〇二八年度の分譲開始を目指す。市議会二月定例会の本会議で、倉田清一さん(自民党浜松)の代表質問に答えた。
 市有地は約三十四ヘクタール。旧天竜市が宅地開発を進めていたが、市町村合併後に採算が取れないとして、事業は中止。東日本大震災後、浜松市の遠州灘で二〇年に完成した防潮堤整備に向けた土砂の採取場所となった。新東名高速道路浜松浜北インターチェンジに近く、工業用地化に向けた検討が進んでいた。
 鈴木市長は二四年度末をめどに、都市計画上は住居系用途となっている市有地を工業系用途に変更すると表明。国道152号浜北天竜バイパスのうち、市有地付近の未整備区間約七百メートルを二七年度末までに整備し、アクセス道路として活用するとした。さらに「北遠地域の玄関口として大いに期待できる。地域産業の持続的な発展を見据えた企業立地に向け、戦略的な誘致活動に取り組む」と述べた。 (坂本圭佑)

関連キーワード

おすすめ情報