同じ部品からいろんなロボに 磐田のメタルサイエンス

2020年3月17日 02時00分 (5月27日 05時26分更新)

「DIYロボ萬丸」を考案した長谷靖年さん(左)とたなかよしみさん=磐田市で

 プラモデル製造のメタルサイエンス(磐田市)が、同じ部品でさまざまな形のロボットを作ることができるプラモデルを考案した。身近にある空き容器などの不用品を組み合わせて、独創的なロボットに仕上げることも可能で、愛好家の間で人気を呼んでいる。
 プラモデルづくりが趣味という製品開発部の長谷靖年部長(49)が「想像力を高められるプラモデルがあれば」と着想。知り合いの漫画家たなかよしみ(本名・田中義巳)さん(57)=静岡市駿河区=と協力して、造形を作り上げた。
 直径五センチの円盤や、長さ数ミリから数センチまでのさまざまな部品計約六十点を一組にして、二組を同梱(どうこん)。基本的には一組で、丸い胴体に半球形の頭部、細く短い手足の高さ八センチのロボット一体を作れる。組み立て方次第で、力士が四股を踏んでいる形にも、未来を感じさせる歩行兵器にも、ネズミ形にもバイク形にもなる。
 他にも、中華料理で使うレンゲを頭部から背中に見立てて怪獣にしたり、乳酸菌飲料や目薬の空き容器を胴体や頭部に流用して独創的なロボットにしたりすることもできる。
 箱のデザインと漫画で描いた組立説明書はたなかさんが担当。昨年十一月から「DIYロボ萬丸(まんまる)」の名称で同社のウェブサイトや家電量販店で販売を始めた。ツイッターには「創造力をかきたてられるわぁ」「こんな商品を待っていた」といったコメントと、購入者が作ったユニークな完成品の写真が投稿されている。
 「一組は一般的なロボットに。もう一組は身近な物を組み合わせて独創的なロボットを考えてもらえればうれしい」と長谷さん。第二弾の販売を今夏に予定するほか、「第三弾はファンが考案したロボットを製品化してみたい」と話す。
 「萬丸」の価格は税別千八百円。同社ウェブサイトから注文できる。
(宮沢輝明)

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