スズキ ミャンマーに四輪新工場

2020年3月24日 02時00分 (5月27日 05時26分更新)

◆21年9月稼働 年産4万6000台に増強

スズキティラワモーターの既存工場。新工場は中央の建屋の奥に建設される=ミャンマーで(スズキ提供)

 スズキは二十三日、ミャンマーの最大都市ヤンゴン南部のティラワ工業団地に四輪車の新工場を建設すると発表した。同国での生産能力を年一万六千台から三倍弱の四万六千台に引き上げ、市場拡大に対応する。二〇二一年九月の稼働開始を予定している。
 建設地は、現地子会社スズキティラワモーターの既存工場の隣。百二十億円を投じて既存工場の約十倍の四万二千平方メートルの建屋を建設する。溶接や塗装のラインも設け、現在の従業員数の一・六倍の三百五十人を新規雇用する。今月二十五日に着工する。
 ティラワの既存工場は組み立てのみを行っており、溶接、塗装済みの部品をタイなどから輸入している。
 スズキは一九九八年にミャンマー政府との合弁会社を設立し、翌年からヤンゴンで二輪車と四輪車の生産を開始。二〇一〇年にいったん清算したが、一三年から100%子会社のスズキミャンマーモーターが四輪車の生産を再開した。
 現在は、生産能力六千台の南ダゴン工場(ヤンゴン市)で小型トラックのキャリイ、同一万台のティラワで乗用車のシアズ、エルティガ、スイフトを生産している。一九年の生産台数は前年比25%増の一万三千三百台、販売台数は28%増の一万三千二百六台で、新車販売シェアは首位の60・3%を占めた。
(山田晃史)

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