スズキ 2月世界生産減 2カ月連続

2020年3月31日 02時00分 (5月27日 05時26分更新)

◆インド、国内の減産響く

 スズキが三十日発表した二月の四輪車の世界生産台数は、前年同月比5・2%減の二十五万四千二十六台と二カ月連続で前年を下回った。主力のインドと国内の減産が響いた。
 海外生産は6・8%減の十七万六千四百十七台。うちインドは5・4%減の十四万八百七十六台で二カ月連続の前年割れ。卸販売が3・6%減少するなど市場の冷え込みが続いており、生産を抑制した。
 物価上昇で販売が低迷するパキスタンや、欧州向けの小型車の生産を昨年五月に終えたタイも大幅に減った。インドネシアは販売好調な小型トラック「キャリイ」の伸びに加え、三列シートの新型車「XL7」の生産が本格化したことで大幅に増えた。国内生産は1・3%減の七万七千六百九台。検査体制の再構築に伴う減産が響いた。
 世界販売は8・3%減の二十四万四千七百十七台。うち国内販売は、減産の影響で12・6%減の五万七千九百三十七台と五カ月連続で前年を下回った。軽自動車は12・4%減の四万七千四百二十八台、軽以外の登録車(排気量六六〇cc超)が13・4%減の一万五百九台だった。
 輸出は、中南米と中近東向けの小型車「ジムニー」や「イグニス」などが伸び、21・7%増の一万七千九百四十五台で三カ月ぶりに前年を上回った。
 新型コロナウイルスの感染拡大による生産や販売、輸出への影響は三月以降に顕在化する見通し。
(山田晃史)

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