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春よ来い、群れで来い 穴水・イサザ漁解禁

2022年3月3日 05時00分 (3月3日 09時58分更新)
振り棒を手に、イサザの群れを探す中田満さん=穴水町川島で

振り棒を手に、イサザの群れを探す中田満さん=穴水町川島で

 能登地方で「春告魚(はるつげうお)」と呼ばれるイサザの漁が、穴水町の河川で今月、解禁された。地元の漁師たちが魚群を探し、じっと春の訪れを待っていた。
 イサザは、体長五センチほどのハゼ科の小魚シロウオの別名。春になると産卵するために川を遡上(そじょう)する。
 漁師たちは、川辺に組んだ足場の近くに四つ手網を沈め、おびき寄せる振り棒を手に遡上してきたイサザの群れが通るのをじっと待ち続ける。川の中を注意深く見つめ、網の上に魚群が来たらさっと引き上げて捕まえる。
 小又川の河口付近では二日、三十年以上漁をする中田満さん(73)=同町川島=がイサザの姿を探すが、魚群はすぐには確認できなかった。「今年は雪も多く、雪解け水で水温がまだまだ低いのだろう。もう少し暖かくなってくれれば」と今後に期待した。
 漁は五月末まで続き、三月末から四月初めごろにピークを迎える。 (森本尚平)

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