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【今秋ドラフト候補】中京大・沢井廉は本塁打にあこがれる 正真正銘の長距離打者へ脱皮

2022年3月2日 06時00分

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長打力を武器にプロ入りを目指す中京大・沢井廉外野手

長打力を武器にプロ入りを目指す中京大・沢井廉外野手

◇目指せ!プロ野球 2022中部のドラフト候補 (2)大学生編
 正真正銘の長距離打者へ脱皮を遂げた。中京大の沢井廉外野手(21)はどっしりとした体格から逆方向にも一発が打てるパワーが魅力。体重は大学入学時の83キロから3年間で100キロに増やした。「野球を始めてからホームランに憧れてきた」とウエートトレーニングで無駄な脂肪を削り、大砲の礎を築いてきた。
 愛知・中京大中京高時代の通算本塁打は31本。当時から長打力には定評はあったが、プロ入りを見据える中でさらに磨きをかけた。夢だったプロ野球の世界が現実的な目標となったのは高校2年の秋。1学年上の伊藤康祐外野手(現中日)がドラフトで指名されたのを間近で見た。多くの報道陣に囲まれて取材に応じる先輩の姿に「次は自分も」と大きな刺激を受けた。
 中京大では1年春からスタメンで起用されると、いきなり新人賞とベストナインを受賞。3年秋までの通算で打率3割4厘、6本塁打と申し分のない成績を残す。昨夏には「脱力」をテーマに打撃を改造。「力を抜くのではなくて、力を入れなくても力の入るポジションを探すイメージ。打球の飛距離が変わった」と現状に満足することなく修正を続けている。
 半田卓也監督は「課題を持って常に貪欲に取り組んでいる」と野球に取り組む姿勢を評価。高校時代から見てきた中日の清水昭信スカウトは「大学生の中では頭一つ抜けた存在。もともとあった技術にパワーがついた」とうなずく。
 1カ月もすれば愛知大学野球の春季リーグが開幕する。「今年は『やるか、やるか』しかない。毎打席ホームランを打つのが目標。それを達成するために自分のスイングが常に同じスイングでできるように考えながらやっていきたい」と沢井。勝負の年。力を出し切り、ドラフト上位指名を勝ち取る。
 ▼沢井廉(さわい・れん) 2000年5月31日生まれ、愛知県知多市出身の21歳。180センチ、100キロ、左投げ左打ち。同市立新田小入学前から北巽ユニオンズに入り、小学6年時にはドラゴンズジュニアに選ばれた。同東部中では知多東浦リトルシニアで投手、外野手としてプレー。愛知・中京大中京高では1年秋からベンチ入り。2年春から外野手でスタメンを獲得し、甲子園には2年の夏に出場した。中京大では1年春から試合に出場し、新人賞とベストナインを受賞。3年秋には最優秀選手賞に輝いた。

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