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周平二塁コンバート…立浪監督まさか、ミスタードラゴンズにしようとしている?【立川志らくのドラ放談】

2022年3月1日 06時00分

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立川志らく

立川志らく

 竜党を自負する著名人が独自の視点でドラゴンズ愛をつづる企画「ドラ放談」。落語家の立川志らく師匠(58)が、立浪和義監督(52)による内野のコンバートに熱い視線を注いだ。三塁を守っていた高橋周平(28)に二塁を任せ、3年目の石川昂弥(20)を三塁に据える起用法を興味深く見守っており、周平には二塁手として打率3割、20本塁打以上の成績を残すことを切に願った。
   ◇      ◇
 立浪監督いわく「100点満点」のキャンプが終了した。これからオープン戦が続く。開幕オーダーはどうなるのか? 
 もしもクリーンアップトリオに石川昂、ドラフト2位の鵜飼航丞(駒大)、根尾昂の中の誰か1人でも入っていたら今年はすごいことになる予感がする。逆に皆が想像するクリーンアップだったら、まあ今年も苦しむだろうなと。
 立浪監督は大幅な増強をせずチームの底上げを図った。落合博満監督の時と同じだ。キャンプ初日にヘラヘラしているヤツは使わないと厳しい言葉を選手に投げかけた。星野仙一監督と同じだ。
 「キャンプが100点満点」が本当ならば、オープン戦で若い力が結果を出して開幕のレギュラーをつかむはずであろう。
 キャンプに清原和博さんが現れ、石川昂を絶賛していた。その石川昂はサードを守る予定らしい。その結果、周平がセカンドに回るとのこと。石川昂に打撃を求めるのなら守備はファーストかサード。
 でも、ファーストにはビシエドがいる。結局、守り慣れているサードとなるのだが、周平ファンの私としては複雑だ。サードは花形。周平に似合っている。願いは「3番サード高橋周平」。今年はこれで打率3割25本を打ってもらいたいと思っていた。
 大砲の期待大だった周平が一時覚醒はしたが、ここ数年は実にこぢんまりした選手になってしまった。立浪体制に変わったのを機に元来期待されていたスケールの大きな選手になってもらう予定が、なんとセカンド(過去にセカンドを守っていたことはあるが)。
 別にセカンドの選手はこぢんまりしてしまうというわけではないが、守備への負担はサードに比べたらはるかに大きい。ドラゴンズ歴代の二塁手で20本以上ホームランを打った選手は高木守道のみ。森野将彦と宇野勝が1年ずつ二塁手として130試合以上出場しているが、一発の力を持っていた2人も二塁手の時は20本に届いていない。
 ならば、周平は高木守道のような選手になればいいのかというと、あそこまで守備はうまくない。高木守道は野球史に残る二塁手だ。
 となると、あと二塁手で打撃のイメージがあるのは、そう立浪監督。落合政権の時はサードを守っていた立浪だが、星野政権下ではセカンド。立浪は二塁手の時に「打率3割2桁ホームラン」を2度経験しているのだ。
 もしかしたら立浪監督は周平を次のミスタードラゴンズにしようとしているのではないか。バンテリンドームナゴヤを本拠地に30本を打つのは難しい。ならば打率3割20本。そして自分と同じ二塁。で、立浪の打順は5番だったから、周平も。今年の開幕は「5番セカンド高橋周平」というアナウンスが聞けるはずだ。
 3番サード石川昂。4番ファースト・ビシエド。5番セカンド周平。このクリーンアップトリオで開幕を迎えられたら今年のドラゴンズは強くなる! 外野の大島洋平は決まり。ここに根尾と鵜飼、そして2軍に落ちたドラフト1位のブライト健太(上武大)が参戦。ベテラン平田良介と福留孝介も黙ってはいない。
 おい、こうなってくるとなんだかワクワクしてきませんか。まあ、毎年キャンプが終わった時はこんなことを想像してワクワクしているんだけれども。今年は最後までワクワクさせてくださいね!(落語家)
 ▼立川志らく(たてかわ・しらく) 1963年8月16日生まれ、東京都出身の58歳。本名・新間一弘。日大芸術学部在学中の85年10月に落語立川流家元の立川談志に入門。88年に二つ目となり、95年に真打ち昇進。映画に造詣が深く、「シネマ落語」で注目を集める。98年の「異常暮色」で映画監督デビュー。2003年に劇団下町ダニーローズを結成した。TBSテレビ系の情報番組「ひるおび!」でコメンテーターを務める。

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