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【今秋ドラフト候補】「ドラゴンボール」孫悟空が名前の由来 東邦高・三浦心空投手 “かめはめ波”級の直球でヒーローに

2022年3月1日 06時00分

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最速146キロのキレのある直球を武器にプロ入りを目指す東邦高の三浦心空投手

最速146キロのキレのある直球を武器にプロ入りを目指す東邦高の三浦心空投手

 ◇目指せ!プロ野球 2022中部のドラフト候補
 3月に入り、いよいよ球春到来。あこがれるプロ野球界への門をたたくため、中部地区のドラフト候補生も鍛錬の冬を過ごしてきた。高校、大学、社会人の今秋ドラフト候補選手を3回にわたって紹介する。第1回の高校生編は、最速146キロを誇る愛知・東邦高の三浦心空(こくう)投手(17)だ。
 キレのある直球を投げ込んだかと思えば、100キロ台のカーブでカウントを取る。硬軟織り交ぜた投球術が魅力の右腕。下級生の頃から内野手としても試合に出場し、現チームでも打線の中軸を担う。「投手の時は打者の気持ちが分かる」。投打の二刀流の副産物として打者心理を読む投球につながっている。
 「心空」と書いて「こくう」と読ませる珍しい名前は、人気漫画「ドラゴンボール」の主人公・孫悟空が由来だ。「父がドラゴンボール好きで『悟空』にしたかったみたいですけど、母が『さすがにそれは』となって…」と「ごくう」ではなく「こくう」となった経緯を苦笑い交じりに説明する。それでも悟空は好きなキャラで、名前も気に入っている様子。試合用の帽子のつばには「カメハメ波」と書き「悟空の必殺技・カメハメ波のような直球で敵をやっつける」との思いを込める。
 名前だけでなくメンタリティーも悟空級。「ここで活躍すれば目立つだろうなと思うと気合が入る」と本人が語れば、山田祐輔監督(31)も「強いチームになるほど気持ちが入っていることがよく分かる。それが彼の強み」と気持ちの強さに太鼓判を押す。
 昨秋は県大会準々決勝の中部大春日丘戦で、ファウルで粘る相手に球数が増えた9回に4失点。172球の熱投も悔しい逆転負けを味わい「力で抑えようとムキになってしまった」と振り返る。冬には体重を6キロ増やし、揺さぶりに負けないメンタル強化にも取り組んできた。中日の清水昭信スカウトは「スタミナがあって、直球、変化球でストライクが取れる。力強さが付けばさらにいい」と高く評価する。
 東邦高を甲子園に導き、プロへと進んだ先輩の藤嶋と石川昂の名前を挙げ「藤嶋さん、石川さんは甲子園に行った。自分も甲子園に進んで、プロで活躍できる選手になりたい」と三浦。甲子園への道は今年の夏がラストチャンス。その先にプロへの道も見えてくる。
 ▼三浦心空(みうら・こくう)2004年7月12日生まれ、愛知県みよし市出身の17歳。173センチ、74キロ。右投げ右打ち。中部小1年から豊田リトルで野球を始め、三好中では東海中央ボーイズに所属。東邦高では1年秋から背番号6でベンチ入りし、2年秋からはエース。持ち球はカーブ、スライダー、チェンジアップ、カットボール、ツーシーム。

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