【J1名古屋】柿谷曜一朗「ああいうゴールはいらない」美しさよりも泥くささ重視 2日ルヴァン杯へ意気込み
2022年2月28日 20時24分
J1の名古屋グランパスは3月2日にルヴァン杯1次リーグ第2節、広島戦(Eスタ)に臨む。昨年末に受けた虫垂炎の手術で出遅れたFW柿谷曜一朗(32)は、23日の清水戦(豊田ス)で今季初先発。結果でサポーターを沸かせることを誓う。28日は、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで非公開の練習をした。
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天才よりも、エースの異名がほしい。柿谷は昨季、第37節C大阪戦(ヨドコウ)で決めたオーバーヘッドでリーグ年間最優秀ゴールを受賞。しかし、求めるのは、美しい1点よりも、泥くさい大量得点だ。
「健太さん(長谷川監督)からは『ああいうゴールはいらない。顔面に当たったゴール10点でいい』と言われているし、僕もはっきり言ってそっちがいい」。理由を「ああいうゴールを決めると後が面倒くさい」と冗談めかした上で「勝ちにつながるゴール」を重視するからだと説明した。
昨季は、前線からの守備でハードワーク。一方で、リーグ戦で5得点と物足りない得点数だった。J1通算50ゴールを記録した昨年11月7日の仙台戦(ユアスタ)後も「名古屋に来てから50ゴールというのがかなり遠かったので、60、70と早く積み重ねていきたい」と歯がゆさを見せていた。
欲してやまない、勝利につながる得点への道筋は、攻撃でのハードワークに見いだす。
「回数を増やせば、そのチャンスというのは増えるし、それに尽きる。攻撃のところでのハードワークは練習でも多いし、ボールを奪った後に出ていくという力をチームとしても、個人としても、つけていければ」
ゴールのためには、労力はいとわない。結果を見せることで期待に応えてみせる。
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