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【中日】石川昂に待望アーチの2安打4打点 ピンときた父親から2度目の的中となる予言LINE

2022年2月28日 06時00分

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石川昂が2ランを放ち、バットを掲げて笑顔をベンチを見る

石川昂が2ランを放ち、バットを掲げて笑顔をベンチを見る

 期待のスラッガーに待望の一発が飛び出した。中日の石川昂弥内野手(20)が27日、楽天とのオープン戦(北谷)に「7番・三塁」で先発し2回に1号2ラン。その後も適時打を放つなど2安打4打点と活躍し、立浪和義監督(52)を喜ばせた。
 忘れかけていた最高の感触に思わず喜びが爆発した。待望の一発に、石川昂はバットを天に掲げて放り投げると、少年のような笑顔でダイヤモンドを1周した。
 「ずっと思うようなバッティングができていなかったので、そういう悔しい思いが全て吹き飛びました。1カ月ちゃんとやってきて良かった」
 完璧な手応えだった。先制された直後の2回2死三塁での第1打席。1ストライクから、昨季10勝を挙げた先発・滝中の140キロ直球を振り抜いた。打った瞬間の一打は左翼席最深部に突き刺さる、一時逆転の2ラン。2打席目にも再逆転となる中前適時打を放った。
 悩み苦しんでいた。練習でどれだけ打てようが試合での結果が全て。26日の阪神戦では2三振とふがいなさにさいなまれた。「何してるんだろう自分と、部屋でもイライラしてました」。そんなぶつけどころのないフラストレーションをぬぐい去ってくれたのは、父・尋貴さん(50)からのラインだった。「今、風呂入っとったら久しぶりにピンときたで言っとくわ。オープン戦第1号出るよ。おめでとう」
 2019年のセンバツ優勝時にも前日に尋貴さんから「優勝おめでとう」と連絡を受けていた。その時以来の“予祝ライン”に「あのラインはだいぶ大きかったというか、打てるのかもなと思えました」。父の言葉が背中を押してくれた。
 “約束弾”でもあった。試合前に行われた北谷町少年野球チームへの記念品贈呈式に出席した石川昂は記念品を手渡した金城孝弥くん(12)から「ホームラン打ってほしい」とお願いされ「頑張ります」と応えた。「約束を果たせて、いい姿を見せられて良かった」。子どもたちに夢を与えるプロとしての仕事も果たしてみせた。
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