DMMの原点 KC10日閉店 加賀の複合施設

2020年4月30日 02時00分 (5月27日 03時57分更新)

5月10日で閉店する「KC」=加賀市作見町で

 書籍販売やレンタルDVDなどを扱う加賀市作見町の複合アミューズメント施設「KC(ケーシー)」が五月十日、閉店する。運営会社「DMM.com(ディーエムエムドットコム) Base(ベース)」(同市)によると、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、施設の大部分を休業しており、客足の回復が見通せないことから判断した。
 KCはオンラインゲームや動画配信、3Dプリンター事業などを多岐にわたり展開するDMM.comグループ(東京都)の原点。市出身で現グループ会長の亀山敬司(けいし)氏(59)が一九八六(昭和六十一)年、小松市粟津町にレンタルビデオ店を出したのが始まり。その後、加賀市内で最大六店舗を経営した。現店舗は二〇〇四年十月、各店舗を統合する形でオープンした。店名の「KC」は亀山会長の名前に由来する。
 感染症拡大を防止するため県は十九日、休業要請する遊興施設を発表。KCは県が休業開始を求めた二十一日の前日の二十日から、カラオケボックスやインターネットカフェなど、書店を除く大部分を休業していた。閉店で亀山会長は「加賀市のビデオ屋がグループの原点。長い間、市民の皆さんにご利用いただき、感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントを寄せた。
 五月十日午後十時、閉店するが、二十四日まではDVDの返却やポイント交換に応じる。運営会社によると、跡地の利用方法は未定。 (小室亜希子)

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