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飯島町で27年「いい活動できた」 後藤俊夫監督に町長が感謝状

2022年2月26日 05時00分 (2月26日 05時01分更新)
飯島町での思い出を語る後藤監督=飯島町役場で

飯島町での思い出を語る後藤監督=飯島町役場で

 伊那谷の農村歌舞伎を取り上げた映画「Beauty〜うつくしいもの」(二〇〇八年)で知られ、飯島町に暮らす後藤俊夫監督(83)が、三月から創作拠点の東京に戻ることになった。長年にわたる文化芸術の振興に感謝し、下平洋一町長が二十五日、町役場で感謝状を贈った。(石川才子)
 伊那市出身の後藤監督は、ベルリン国際映画祭ユニセフ監督賞など国内外でいくつも受賞し、国の地域文化功労者表彰も受けた。一九九五年、自然豊かな地で子育てしたいと、友人の多い同町に移住。アクターズゼミナール伊那塾やいいじま文化サロンに代表職で携わり、住民に映画や演劇の楽しさを伝え、多くの有名人を町に呼んだ。
 後藤監督は「中央と地方を結び、一緒に文化をつくりたかった。いい活動ができた」と二十七年を振り返った。思い出として、伊那谷で撮った二作の映画「こむぎいろの天使〜すがれ追い」「Beauty」を挙げ、「地元の皆さんあっての作品。カンパを集めてくれた」と感謝した。
 今後は、東京で制作活動を続ける。「飯島での生活は楽しかった。すばらしい所でずっと住んでいたかったけれど、もともと八十歳を過ぎたら東京に戻ろうと思っていた」と明かし、「町ふるさと大使でもあり、引き続き、飯島のまちづくりに貢献していきたい」と話した。

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