プラネタリウムをリニューアル 浜松科学館
2022年2月26日 05時00分 (2月26日 05時02分更新)
浜松科学館(浜松市中区)のプラネタリウムが三月一日にリニューアルする。
従来の三百倍以上の約一億個の星を映し出す世界最高水準の投影機を導入。星の瞬きや色の表現がリアルになり、職員による解説やオリジナル番組を交えて迫力ある星空を提供する。
同館によると、従来の投影機で映し出せる星の数は約二十六万五千個。新しい投影機では、天の川を構成する星々など肉眼では捉えられない星も映すことができ、より本物に近い星空が再現できるという。新投影機は七年間のリース契約で約一億五千万円。
同館はリニューアルにあたり、星が瞬いて見える理由を浜松の風土との関係を交えて生解説するプラネタリウム「星がキラめく街 浜松〜遠州のからっ風ときらきら星〜」、花火師がつないできた文化と歴史を物語にした映像「ハナビリウム」の二つの新番組を投影する。
常設展入場料とプラネタリウム一回分の観覧料は大人千百円、高校生五百五十円、中学生以下や七十歳以上などは無料。 (坂本圭佑)
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