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【センバツ注目選手】花巻東・佐々木鱗太郎 高校通算50発をさらに伸ばすため早期復帰へリハビリ励む

2022年2月26日 06時00分

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雪が積もるグラウンドで、チームメイトとランニングする花巻東高の佐々木麟太郎(中央)

雪が積もるグラウンドで、チームメイトとランニングする花巻東高の佐々木麟太郎(中央)

◇第94回センバツ3月18日開幕「春の主役はオレだ!!」(5)
 何としても間に合わせたい。高校通算50本塁打の花巻東(岩手)のスラッガー佐々木麟太郎内野手(1年)は、胸郭出口症候群の手術からの復帰へ向けリハビリ中だ。校内コロナ感染で休校となり、野球部も2月は活動休止。同月下旬に再開予定だった打撃練習もできていないが「センバツ間近に復帰というのは明らか。まずはチームのために責任を持ってリハビリに徹していきたい」と言う気持ちにぶれはない。
 1年生ながら注目度は今大会ナンバーワン。昨秋の明治神宮大会は、初戦の国学院久我山(東京)戦の1回最初の打席でいきなり右翼へソロ弾。準決勝の広陵(広島)戦は打ち負けたが、8回に同点3ランを右翼席に打ち込んだ。3試合で打率6割、2本塁打、9打点。NPBの各球団スカウトも目を見張り、中日の松永幸男スカウト部長は「高めの球にもバットが出ていた。打つことに関しては、新3年生を入れても高校生でトップクラス」と“飛び級”評価だった。
 麟太郎の胸郭出口症候群は、鎖骨や第一肋骨(ろっこつ)で神経や血管が圧迫される圧迫タイプ。しびれや脱力感の症状が中学時代からあって、リハビリで治そうとしてきたが、将来を見据えて手術を決断した。神宮大会後の12月に肋骨の一部を除去したという。専門医は「全治3カ月といわれたようだが、手術前と同じパフォーマンスに戻るにはもう少しかかるかもしれない」と説明。どこまで戻せるか注目される。
 幼いころから、父・佐々木洋監督、センバツ準優勝の菊池雄星(前マリナーズ、現在FA)、大谷翔平(エンゼルス)が着ていたユニホームに憧れた。「(大先輩たちが)日本一を取るためにやってきたのを見ているが、実現できていない。自分も花巻東のユニホームで日本一を目指してプレーしたいという気持ちはとにかく強い」。チームの練習は28日にも再開。手術もコロナ禍も乗り越えて、怪物スラッガーが聖地で頂点を目指す。
   ◇   ◇
 ▼佐々木麟太郎(ささき・りんたろう) 2005年4月18日生まれ、岩手県北上市出身の16歳。184センチ、115キロ、右投げ左打ち。江釣子ジュニアスポーツ少年団で野球を始め、江釣子中では金ケ崎シニアに所属。父・洋さんが監督をする花巻東に進学して1年春からベンチ入り。高校通算50本塁打。尊敬する人物は、先輩の菊池雄星(マリナーズFA)、大谷翔平(エンゼルス)

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