紀平梨花、骨折の影響感じさせず ダブルアクセルも2本【プリンスアイスワールド】
2022年2月25日 13時56分
◇25日 アイスショー「プリンスアイスワールド東京公演」(東京都西東京市・ダイドードリンコアイスアリーナ)
北京五輪の代表最終選考会だった昨年12月の全日本選手権(さいたま)を右距骨疲労骨折のため欠場した紀平梨花(19)=トヨタ自動車=が25日、ゲストスケーターとして出演。骨折の影響を感じさせない滑りをみせた。
今季は右足の負傷が癒えなかったため、全日本選手権だけではなくグランプリ(GP)シリーズを2戦とも欠場しており、ファンの前で滑るのは昨年7月のアイスショー以来。
この日はショーの冒頭でスピンなどを披露した後、後半の演者として登場。水色をベースとした衣装に身を包み氷上に現れると、ピアノとバイオリンが奏でる「Rain」のメロディーに併せてびのびとしたスケーティングを見せた。さらに、ジャンプはダブルアクセル(2回転半ジャンプ)など2本披露し、スタップやスピンもしっかり決めた。
ショーの最後には赤い衣装に着替えて、共演したプリンスアイスワールドチームや他のゲストスケーターとともに再登場。会場のファンからの拍手に手を振って応え、次の2026年伊ミラノ・コルティナダンペッツオ五輪に向けた新たな一歩を踏み出した。
今回のアイスショーは27日までダイドードリンコアイスアリーナを会場に1日2公演で行われる。
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