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【カーリング】5カ月ぶりの帰国のロコ・ソラーレ 銀メダル獲得に「不思議な17日間だった」

2022年2月23日 18時46分

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北京五輪カーリング女子で銀メダルを獲得した日本チーム(AP)

北京五輪カーリング女子で銀メダルを獲得した日本チーム(AP)

 北京五輪のカーリング女子で日本史上初の銀メダルを獲得した日本代表(ロコ・ソラーレ)のメンバー5人が23日、オンライン会見に応じた。いずれも口にしたのは「感謝」の言葉。コーチらスタッフを含むチームの仲間、列島から応援を送ってくれた人たちが心の支えとなり、スキップの藤沢五月(30)は「感謝の気持ちを一番抱いた大会だった」と振り返った。
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 コロナ禍の中、5カ月ぶりに海外遠征から日本に戻った。藤沢の「ほっとしている」には実感がこもった。自身3度目の五輪出場だったサードの吉田知那美(30)は過去2大会と比べ「こんなに人に甘えて、人に励まされて、人に頼ったオリンピックは初めて」と語った。
 今大会は勝つことより自分たちのプレーをすることに集中した。勝負は時の運。勝ち負けは「相手があることなのでコントロールできない」と吉田知。4年前の平昌五輪で銅メダルを獲得して以来、敗れる怖さから自分たちで勝手に重圧をかけていたことも、そう考える背景にある。
 「チームとしてやりたいカーリングを突き詰めれば、メダルを手にすることができるんだといううれしい気持ちと、今は一体何が起こったんだろうという不思議な17日間だったという気持ち」。やり切った充実感と届かなかった金メダルへの思い。吉田知は喜びと悔しさが入り交じる今の心境を打ち明けた。
 メンバーは今、施設に隔離されている。冬季五輪で日本最年長メダリストとなったリザーブの石崎琴美(43)は「大会中は感じていなかったけど、帰ってきてからひどく疲れていたことが分かった。今、本当にベッドから起き上がれない状態」と語る。チームとの今後のかかわりを聞かれ「まだちょっと考えられない」と話す顔に、その役割の大きさがにじんだ。
 北京の決勝戦は英国に完敗した。全員が悔しさを抱える中、リードの吉田夕梨花(28)は「好きなチームで好きなカーリングをあの場でできたことは、結果以上に誇りに思っていい。宝物の1試合になった」と振り返った。
 ロコ・ソラーレは地元の北海道・北見で5月に開かれる日本選手権への出場が決まっている。
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