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<来月はコレだ!船蝶会釣りもの予報>3月のオススメを船長に聞く

2022年2月23日 05時00分

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美しい風貌と抜群の食味から「海の王様」と呼ばれるマダイ

美しい風貌と抜群の食味から「海の王様」と呼ばれるマダイ

 毎月最終水曜日にお届けする「船蝶会釣りもの予報」は3月に向けて。しつこく寒い冬が居座り春が待ち遠しい今日この頃。海の中は季節の到来が陸よりも1、2カ月遅れるといわれていますが、それでも中旬から下旬にかけて暖かくなれば自然と魚たちも動きだすはず。爆釣の波に乗ったイカの今後や乗っ込みマダイの動向も気になるところですね。「東京中日スポーツ船蝶会」所属船宿の各エリアから船長イチオシの情報を仕入れたので、釣行の際の参考にどうぞ。

【三浦】マダイ
◆松輪間口港「利一丸」

 三浦地区は2月に入会したばかりの松輪間口港「利一丸(としかずまる)」の氏原新一船長。
 仕立専門の船宿で新一さんほか、実弟の正美船長、息子の良太船長ら3人3隻体制で運営している。現在はスルメ&ヤリイカ、サビキサバ、マダイ五目などに出船中。さて来月の主役は何でしょう。
 「やはり3月中旬ごろから始まりそうな剣崎沖の乗っ込みマダイでしょう。心待ちにしている常連さんも結構いますし、昔から私自身もこのシーズンを楽しみにしています。浅場に上がってきた大ダイの引きはスゴい迫力ですからね」と新一船長。
 何しろ東京湾口の剣崎沖・松輪瀬といえば乗っ込みマダイの名高いポイント。最盛期に突入するとサイズは2〜3キロの良型クラスほか、5、6キロクラスの大型、時には10キロに迫る超特大も現れることも。数に関してもトップ2桁の日が続いたりする毎年恒例、春のマダイ祭りだ。
 大型は狙って釣れるものでなく、いきなり食ってくるもの。乗っ込みの個体は産卵を控えているので食い気はあるが、警戒心が高いとも言われる。とにかくヒットしたら、無事に取り込むまで油断はできない。いつ来るか分からないチャンスに心も体も備えて挑もう。
 利一丸は仕立専門だから、仲間同士で気軽にチャレンジできる。
 なお、隣の松輪江奈港「成銀丸」でもマダイに出船中。

【茨城】ジャンボヤリイカ
◆鹿島新港「桜井丸」

 茨城地区は鹿島新港「桜井丸」の桜井正雄船長。ジャンボヤリイカの動きが気になるところだが。
 「3月になるとイカは浅場に上がってくる。2月は130メートル前後にいたのが、80〜100メートルのところに来るんだよ。となると、オモリは今は150号なのが120号や100号になる。糸も短くなって巻く時間が短くなるし、オマツリも減ってくる」
 さらに釣り場も、2月は港から1時間10分ほどかかっていたところから、40分ぐらいのところへ変更。必然的に釣り時間が往復の1時間分だけ長くなる。釣りやすくなる上に時間も増える。いいことづくめだ。
 「イカの船上干しはおいしさが違うと、お客さんはみんな言うね。ただ干しただけなのにいい塩加減になるんだ」。桜井船長イチ押しの船上干し、一度食べてみたい!

【千葉】ホウボウ
◆飯岡港「長五郎丸」

 千葉・外房地区は飯岡港「長五郎丸」の柴山光二船長。現在、釣りものはテンヤマダイとヒラメがツートップ。で、3月は? 
 「ヒラメは3月いっぱいで終わりだから、マダイになるのかな。マダイは4月ぐらいから大きくなるけど、3月ではまだ…。でも、その代わりにゲストが良くなる。特にホウボウはいい型が交じってくるし数も増えるよ」と。
 飯岡沖はゲストが多彩で知られており、本命がいまひとつでもハナダイ、ガンゾウ、カサゴなどバラエティーに富んだ“外道”目当てに船に乗る釣り人も少なくない。
 「ホウボウは場合によっては入れ食いで、20匹以上釣る人もいるよ。テンヤでも釣れるけど、ジグの方が当たる。タイラバ、ジグなどいろいろ持ってくればいいんだよ」と、柴山船長は教えてくれた。

【東京湾奥】
◆深川「冨士見」

 湾奥地区は深川「冨士見」の登藤晃弘船長。もっかカサゴ&シロギスのリレー釣りをメインに出船中だ。
 「3月も、このままリレー釣りを継続。本牧沖でカサゴ、後半は木更津沖のシロギスを狙っています。今、キスはなかなか数が出ず、難しい状況です」
 どちらもシンプル釣法。仕掛けとオモリは魚で使い分ける。竿は同じものでも、持っているならそれぞれの専用タックルにしてもOKだそう。
 3月はどう変わるでしょうか?
 「2月よりは気温も上がって、釣りやすい状況になるでしょうけど、まだ寒さは続くので、しっかり着込んでお越しください」
 カサゴにしろ、キスにしろ引きが面白く、食味もいい魚。コツさえつかめばビギナーでも十分楽しめる。分からないことがあれば、すぐに船長に尋ねるのが一番早い。

【湘南】ビシアジ
◆大磯港「恒丸」

 湘南地区は大磯港「恒丸」の飯田信雄船長。ビシアジがずっと安定した釣果です!
 「今季は特にいいから、ビギナーの人にも挑戦してもらいたいなぁ」
 今は瀬ノ海を狙っていますね。
 「今のところ瀬ノ海が調子いいから、しばらくはここで。これから寒さとコロナ禍が落ち着いてくれるといいね」
 おいしいアジをたくさん釣るには?
 「まず大切なのは、手返しの早さ、それと餌をこまめにまくことだね。決して難しい釣りではないから慣れるしかないよ」
 アジは周年狙えておいしい魚。新鮮さを求めるなら釣るのが一番早いですよね。
 「そう。自分で釣ったアジは、とにかく鮮度が抜群にいい。食べたら衝撃を受けると思うよ」
 この“衝撃的な”ウマさを知って、みなさんリピーターになるんでしょう!

【静岡】イサキ
◆伊東港「村正丸」

 静岡地区は伊東港「村正丸」の村上大輔船長。いつもだとイサキとシマアジですね!
 「例年通り狙えると思いますよ」
 昨年はイサキが連日23〜36センチをトップ40匹くらいの釣果でした。
 「“梅雨イサキ”というように、旬は6月といわれることが多いけど、今の時季でも十分においしいイサキです!」
 ゲットするには?
 「船長の言うことをとにかく守ってもらえれば大丈夫」
 船に乗ったらキャプテンの言うことは絶対ですからね。我流は禁物です。
 「コツは手返しの早さにかかってます。モタついてしまうと餌取りに持っていかれますからね」
 下旬になると、良型のマダイも交じってくるそう。基本をしっかり押さえてウマいイサキをゲットだ!

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