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ジェネシス招待で優勝したニーマン 同じラテン系の人たちが大勢応援に駆け付けた【武川玲子コラム】

2022年2月22日 19時35分

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ホワキン・ニーマン(AP)

ホワキン・ニーマン(AP)

 タイガー・ウッズ(米国)がホストを務めたジェネシス招待はチリ人の23歳、ホワキン・ニーマンが2019年に続くツアー2勝目を挙げた。初日から首位を走っていたからだろう。最終日はチリ人やラテン系の人々が大勢駆けつけ、チリの国旗を持って声援を送った。
 「リードをしていたからこの1週間が1カ月のように長く感じた。だから彼らの声援が本当に心強かった」。トップを走ったがゆえの苦しかった戦いはファンに支えられた。ウッズから手渡された「特別なトロフィー」を抱え、最後はファン全員と記念撮影。「僕も彼らの一日も特別なものにできた」と喜びを分かち合った。
 同じスペイン語を話すツアー仲間たちもニーマンの勝利を喜んだ。大先輩のセルヒオ・ガルシア(スペイン)、カルロス・オルティス(メキシコ)、ジョナサン・ベガス(ベネズエラ)も18番グリーン奥でニーマンを待ち構えた。「僕たちはみなラテン系。彼らといるととても楽しいし、人生を楽しめる。彼らが友達で本当によかった」と感謝の言葉を並べた。
 開催地のロサンゼルスは米国でも代表的なメルティングポット、人種のるつぼと言われる大都市の一つ。前週のフェニックス・オープン(米アリゾナ州)で勝利を逃すも最後まで優勝争いを演じたインド系米国人、サヒス・ティーガラは一気に人気者となった。
 ロサンゼルス出身のティーガラにとってジェネシス招待は地元での大会になる。たくさんのインド系米国人に取り囲まれた。ツアールーキーの24歳は終始笑顔で一人一人にサインをして、子供たちとは写真も撮った。長い時間、うれしそうに過ごしていた。世界中からトッププレーヤーが集まる米ツアー。素晴らしい「メルティングポット」に触れられる1週間だった。(全米ゴルフ記者協会会員)(写真はAP)

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