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ヤリイカ接岸中 福井・美浜沖

2022年2月22日 05時00分

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胴長25センチのヤリイカを手に竿頭の山田さん

胴長25センチのヤリイカを手に竿頭の山田さん

  • 胴長25センチのヤリイカを手に竿頭の山田さん
  • 筆者の釣果。左がヤリ&マイカ、右がスルメ
 若狭湾のヤリイカが接岸中だ。8日、福井・美浜沖に乗合船で半夜釣りに出た。この日は水深80メートルラインでボツボツ乗って肉厚マイカとムギイカ級スルメイカ交じりで楽しめたが、翌日は近場の水深50メートルの岩礁地帯で数上がったようだ。接岸ヤリイカはこれから盛り上がり、今季は3種のイカ混合の釣趣と、それぞれ絶品の食味も楽しめそうだ。 (中日釣ペン・向井直)
 午後4時半、美浜町の早瀬漁港から「新漁丸」のおやじ船長の船に6人が乗り合って出た。人気の高いヤリイカだが、大雪が釣り人の足をすくませたようだ。なぎの海上を40分ほど北上し、アンカーが投入されたのは水深80メートルラインだった。日没前の太陽は雲に隠れていた。
 右舷ミヨシから図の仕掛けを下ろし、底をメインに誘っていく。右舷トモで胴長20センチくらいの肉厚マイカが上がった後、5時半には船の照明が点灯された。近場にも他船の照明が見え、いよいよ接岸の時期到来を感じさせた。
 動きが出たのは7時すぎだった。隣の愛知県大口町の本田久さん(75)と左舷ミヨシの人が18センチのムギ級スルメイカを上げたのを皮切りに、あちこちで同型のスルメが海面を割った。左舷胴の間では、船中第1号となる胴長30センチくらいのヤリイカがお目見えした。底で微妙なアタリが出た私の竿には、18センチのスルメだ。赤・黄のウキプラに乗っていた。
 その後も本田さんと左舷ミヨシの人は、次々とムギ級スルメを上げている。本田さんはヤリイカ仕掛けの上に浮きスッテ5本仕掛けをつないでおり、左舷ミヨシの人は浮きスッテ7本仕掛けに加えて一番下に身餌用エギの仕掛けだ。その身餌用エギに25センチのヤリイカが乗ってきた。
 7時半、本田さんが22センチのヤリイカを取り込んだ後、私にも18センチのヤリイカが上がった。右舷トモでヤリイカが比較的好調というので様子を見に行くと、同県春日井市の山田雅朗さん(48)がイカメタル用の竿、身餌用エギ1本の仕掛けを使って25センチのヤリイカを上げていた。
 8時すぎ、突然風が吹きだして船が揺れ、みぞれ交じりの雨が降ってきた。雨はスルメの活性を高め、本田さんらは入れ乗りだ。冷たい中も休まず誘い続けているうちに嵐は過ぎ去り、9時すぎにはヤリイカの光明が見えてきた。
 本田さんが25センチのヤリイカを上げた後、私は21センチと18センチのヤリイカのダブル。好調な山田さんは身餌用エギに22センチのマイカ、18センチのスルメも乗せてきた。私もムギ級スルメにマイカも交え、ボツボツとヤリイカの数を伸ばした。午後11時半に沖上がり。
 ヤリイカの竿頭は山田さんで胴長18〜28センチを17杯。少ない人で2杯、6人で30センチを頭に59杯だった。身餌用エギに分があった。私は18〜25センチを9杯のほか18〜20センチのマイカ2杯、17〜18センチのスルメイカ15杯を土産に。スルメイカの竿頭は37杯で本田さんは30杯。マイカは6人で23センチを頭に26杯上がっていた。
 乗合料金1万2500円、氷付き。(問)新漁丸=(電)090(8960)8412
 【概況&見通し】例年よりやや遅れて1月の3連休あたりから100メートルラインで釣れだした同湾のヤリイカ。浅場の岩礁地帯への乗っ込みもやや遅れている。対馬海流の流入が少ないため、まだ大きな群れではないが、抱卵は進んでいる。今月中旬に海流流入が多くなる見込み(気象庁海流予想図)なので、これからオスメス交じりで抱卵ヤリイカの群れが多くなるだろう。
 昨年は2月下旬から3月にかけて接岸ヤリイカを1人100杯超えの日もあった。今シーズンは季節外れのムギ級スルメが多く、肉厚マイカも交じるので味比べも楽しみだ。刺し身はヤリイカが極上となり、水温が低いためムギ級スルメもねっとりとした甘みが醸し出されて絶品、コリコリしてかむほどに甘みが出るマイカも最高だ。胴突き仕掛けは図のような混合ヤリイカ仕掛けの浮きスッテを多くし、一番下に身餌用エギをつなぐのも手だ。

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