高木美帆「少しずつ前を向くことが」 高木菜那「つらい五輪になってしまったな」 女子団体追い抜き銀、3人がいま思うこと【北京五輪スピードスケート】
2022年2月20日 11時28分
北京五輪スピードスケート女子団体追い抜き(15日)で2位となった日本の高木美帆(27)=日体大職、佐藤綾乃(25)=ANA、高木菜那(29)=日本電産サンキョー=が20日、北京市内のメインメディアセンターで会見。銀メダルを獲得した感想を改めて語った。
決勝でカナダに敗れて2位に終わったことには悔しさがあるようだが、高木美は「チームメートやコーチ、日本にいる方々から『感動した』『笑ってほしい』という言葉をいただいたことによって、少しずつ前を向くことができたなと思っています」と周囲の励ましに感謝。佐藤は「美しく日本人らしいスケーティングを最後の最後まで届けることができたのかな」と競技を振り返った。
一方、最終コーナーで転倒した高木菜は「今回の五輪はつらい五輪になってしまったなという思いがあって、この銀メダルも悔しい銀メダルになった」と告白。「チームメートの温かさやコーチ方の支え、日本の方々からのエールなどが自分の心の支えになって、くじけずにもう一回前を向くことができた。いろんなことの大切さを改めて知ることができた銀メダルになった」と振り返った。
19日にスピードスケートは全日程を終了。今後はW杯最終戦などに臨むことになる。五輪で得たことについて高木美は「本気の舞台で本気で戦えるとことがすごく幸せなことだし楽しかったなとすごく感じています」とコメント。高木菜も「大切なことに気付かせてもらった五輪だった。あと2戦(W杯と世界選手権)残っているので、いい形で終えられるように前を向いて全力で頑張っていきたい」と目を先に向けた。
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