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子どもの感染、基礎疾患なく重症化も 愛知の病院「予防へ接種検討を」

2022年2月20日 05時00分 (2月20日 05時01分更新)
コロナに感染した子どものケアにあたる看護師=愛知県大府市のあいち小児保健医療総合センターで(伊藤健太医長提供)

コロナに感染した子どものケアにあたる看護師=愛知県大府市のあいち小児保健医療総合センターで(伊藤健太医長提供)

 新型コロナウイルスの流行「第六波」では、子どもの感染が目立っている。中部地方で感染者数が最多の愛知県では十歳未満の割合が全体の13%超を占め、8%ほどだった昨年夏の第五波よりも深刻だ。軽症で済む子どもが多いが、同県の小児専門病院では重症化して集中治療室(ICU)に入るケースも。五〜十一歳を対象にしたワクチン接種が三月から始まるのを前に、現場の医師は重症化予防への期待から「接種を検討して」と呼び掛けている。 (福本英司)
 感染した子どもの対応に追われる愛知県大府市の小児専門病院「あいち小児保健医療総合センター」。総合診療科の伊藤健太医長(41)は「第六波では、一月下旬ごろから入院患者が増えてきた」と語る。
 毎日入退院があるが、常に五〜九床ほどが埋まっている。感染後に呼吸不全になった乳幼児が一般の病院から救急車で搬送され、ICUで数日間、治療したケースも複数あった。一方、症状が軽い子どもたちには看護師に加えて防護服を着た保育士が付き添い、おもちゃで遊ばせたり、絵本を読ませたりしている。
 愛知県内の十歳未満の感染者数は昨年末からの第六波では二万人を超え、第五波の五倍を上回った。今月十八日時...

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