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本拠地開幕は“天敵”と…中日・立浪監督が苦手としていたDeNA三浦監督 唯一の前哨戦で見定めたい『扇の要』

2022年2月19日 11時29分

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横浜戦の5回表1死二塁、立浪が右前打を放つ。右は投手・三浦=2004年5月21日、横浜スタジアムで

横浜戦の5回表1死二塁、立浪が右前打を放つ。右は投手・三浦=2004年5月21日、横浜スタジアムで

◇渋谷真コラム・龍の背に乗って
 現役時代の印象を尋ねると、立浪監督はこう言った。
 「嫌なピッチャーでしたよ。タイミングを取りにくかったので。コントロールが良かった。左(打者の自分)にスライダーと速いカットボールを投げ分けて。懐に変化球をきちんと投げられる相手でした」
 実は番長ことDeNA・三浦監督が苦手だった。通算打率2割2分6厘。12打数無安打、13打数1安打とやられっぱなしで終わったシーズンもある。ただ、長い対決の歴史で、潮目が変わったようにも見える。2001年までが1割9分5厘(77打数15安打)、02年以降が2割7分7厘(47打数13安打)。「2002」に何が起こったのか。勘の良い読者はわかるだろう。谷繁元信が移籍した年だ。
 制球力に秀でた三浦は、谷繁の意図を酌み、そこに投げ込んだ。好打者を抑えるには投手に力があるのは大前提だが、それを生かすも殺すも捕手しだい。配球を読む能力にもたけていた立浪を封じ込めたのは、三浦と谷繁の共同作業といっていい。
 三浦監督との初対決。そして次は本拠地開幕(3月29日)となる。1回きりの前哨戦だ。かつての天敵が率いるチームに、立浪監督はこんな印象を抱いている。
 「細かいことはしてこなかったですよね。打ちました、勝ちました。打てませんでした、負けました…。それが変わってくると思う。オースティン、ソト、宮崎がいる打線はリーグ1、2の迫力があります。今年はディフェンスがしっかりしてくるんじゃないかと」
 最強の矛と貧弱な盾。そんなチームカラーが変わってくるという警戒感は持っている。確かにドラフトでは4人の投手を指名した。ただ、生かすも殺すも捕手しだい…。昨季は最多出場でも54試合(戸柱)だった。固まらぬ扇の要。そこを見定めるための前哨戦でもある。

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