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古着を子ども食堂に橋渡し 浜松白洋舎が運営団体へ無料提供

2022年2月18日 05時00分 (2月19日 10時34分更新)
杉原徳彦社長(左)から子ども服を贈られる子ども食堂の代表者ら=浜松市東区の浜松白洋舎篠ケ瀬店で

杉原徳彦社長(左)から子ども服を贈られる子ども食堂の代表者ら=浜松市東区の浜松白洋舎篠ケ瀬店で

 県西部でクリーニング店を展開する浜松白洋舎(浜松市東区)は、不用になって持ち込まれた子ども服を洗濯し、浜松市内の子ども食堂に月一回、無料で提供する取り組みを始めた。十六日は市内の四団体が同市東区の篠ケ瀬店を訪れ、服を選んで持ち帰った。
 不用になった服を同店で回収、洗濯して販売する取り組みは二年ほど前に始めた。
 昨夏から一着五円としたが、社内で「無料でもいいのでは」という声が上がって再検討。子ども食堂を運営する団体には月一回、無料で持っていってもらうことにした。
 服は機械が空いたタイミングで洗い、パートが空き時間に仕上げる。杉原徳彦社長は「服もクローゼットで眠っているよりは着てもらった方が喜ぶ」と強調。「着なくなったらまた持ってきてもらえばいい。クリーニングで橋渡しができるのでは」と思い描く。
 初回は同市社会福祉協議会(市社協)を通じて市内で子ども食堂を手掛ける全団体に呼び掛け、六団体が手を挙げた。この日は店内に約三百着を用意。このうち四団体の代表者が「かわいい」などと話しながら、子どもたちが欲しがりそうな服を選んだ。
 同市南区で「子ども食堂きらら」を運営するNPO法人「子育て支援の会」の二橋桂子理事長(67)は寄付された古着の置き場所がない事情を明かし、「とても助かる。余った古着も持ってこられる」と喜んでいた。
 一般客には今まで通り、一着五円で販売する。 (高橋雅人)

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