鯖江の高校生ら若狭湾のビーチ清掃 漂着ペットボトル再利用
2022年2月15日 05時00分 (2月15日 05時00分更新)
海に漂着したペットボトルごみの眼鏡の仕切り枠への再利用を目指す鯖江市内の高校生たちが十三日、若狭町世久見の食見海水浴場のビーチで、活動の一歩としてペットボトルなどのごみを拾い集めた。
ビーチ清掃には、高校生の活動に賛同した小浜市の環境団体「アノミアーナ」が協力。発案者の福井南高二年内田時寛さん(17)ら高校生九人を含む団体や地元漁師、福井・鯖江市の有志など約五十人が参加した。
冬の食見海水浴場には、大陸からの北西風にのって多くのごみが漂着している。海岸線約百メートルに渡って、軽トラック十二杯分のごみを回収。ペットボトルのほか生活ごみ、浮きやロープなどの漁具やポリタンク、中国や韓国から漂着したごみも見られた。
冬の食見海水浴場には、大陸からの北西風にのって多くのごみが漂着している。海岸線約百メートルに渡って、軽トラック十二杯分のごみを回収。ペットボトルのほか生活ごみ、浮きやロープなどの漁具やポリタンク、中国や韓国から漂着したごみも見られた。
ペットボトルで作った仕切り枠は、商品化して収益を再び海ごみの回収や教育に還元させる計画。
中心メンバーの山岸柊香さん(17)は「想像していた以上に海ごみが多いと感じた。自分たちの活動が少しでもいい方向に動いてくれたら」と思いを話した。
二十日には、鯖江市河和田町のメーカー「内田プラスチック」で、回収したペットボトルを洗浄後、粉状にして眼鏡用ディスプレーの仕切り枠を完成させる。(相...
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