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新滝の裏側、冬の芸術 王滝村

2022年2月13日 05時01分 (2月13日 15時50分更新)

滝の裏側から見た「新滝」の巨大な氷柱 =王滝村で


 冷たい空気が包む雪の山道を進み、聞こえてくる水の流れる音が次第に大きくなってくると、目の前に巨大な氷柱が現れた。標高約千二百メートル。御嶽山麓の王滝村にある「新滝」だ。
 冬の厳しい冷え込みで、落差三十メートルの滝の下側から高さ五メートルほどの氷柱がそびえ立つ。大きく据えられた氷瀑(ひょうばく)は御嶽の峰のようにも見え、そのスケールに圧倒されるとともに、美しい自然の芸術に見とれた。
 滝の裏側には岩のほこらがあり、中は大きなつららがいくつもつり下がっている。頭上に気を配りながら氷柱を裏側から眺めると、正面から差す陽光に氷柱の稜線(りょうせん)と飛び散る水しぶきが輝き、幻想的な光景に思わず息をのんだ。
 王滝村観光案内所の担当者は「今年はよく冷え込み、大きく凍っている。新滝は氷瀑を間近に見ることができる滝。滝までの道は凍結しているので安全な装備で楽しんでほしい」と話した。(高岡辰伍)

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