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全八冠への期待高まる藤井聡太五冠の誕生 過去の全冠達成者は3人

2022年2月12日 21時33分

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花束を手にする将棋の藤井聡太五冠

花束を手にする将棋の藤井聡太五冠

◇12日 将棋・第71期王将戦七番勝負第4局(東京・立川市)
 藤井聡太竜王(19)=王位、叡王、棋聖=が4連勝で王将のタイトルを獲得した。史上最年少、19歳6カ月での五冠を達成した。あと3冠、全八冠達成への期待も高まる。
     ◇
 将棋のタイトル戦は2017年に叡王が加わって、現在8つある。戦前の1935年に最初のタイトル戦である名人戦が始まってから、数を増やしてきた。その歴史の中で、過去の全冠達成者は3人いる。
 最初に全冠を達成したのは升田幸三実力制第4代名人(故人)。タイトルが3つだった時代で、九段(現在の竜王戦の前身、62~87年は十段戦)、王将の二冠を持ち、1957年の名人戦を制して全三冠を達成した。続く九段戦を防衛して全冠を維持したが、王将戦で敗れて、二冠に後退した。
 次に全冠を達成したのは大山康晴十五世名人(故人)。升田から58年に王将、九段、そして59年に名人を奪い全三冠を達成した。大山は60年にタイトル戦になった王位、62~63年の棋聖(当時は1年2期制)と次々に獲得。直後の王将戦で敗れたものの、翌年取り返して全五冠復帰を果たした。66年(66年度前期)の棋聖戦で敗れるまで3年度連続全五冠を維持。66~67年(66年度後期)に棋聖を取り返して再度全五冠復帰。67年(67年度前期)に棋聖を奪われ、独占は終了した。
 3人目の全冠達成者は羽生善治九段。棋王、さらに王座が加わってタイトル戦が7つだった時代に、94年に六冠となり、96年(95年度)に王将を獲得して全七冠制覇を果たした。しかし、同年の棋聖戦で敗れて独占は崩れた。

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