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しらさぎ「短縮」波紋 北陸新幹線延伸後、名古屋−敦賀止まり

2022年2月12日 05時00分 (4月19日 11時07分更新)
JR清洲駅を通過する特急「しらさぎ」=愛知県稲沢市で

JR清洲駅を通過する特急「しらさぎ」=愛知県稲沢市で

  • JR清洲駅を通過する特急「しらさぎ」=愛知県稲沢市で
 2024年春、名古屋−金沢間の250キロ超を直通で結ぶJR特急が姿を消す。北陸新幹線の敦賀−金沢間開業で、名古屋発の特急「しらさぎ」は、北陸3県の玄関口になる敦賀が終点となり、金沢や富山に向かうには新幹線か第三セクターへの乗り換えが必要になる。長年にわたり東海と北陸の交流を支えてきた動脈の「分断」を惜しむ声も聞こえる。 (中野祐紀)
 しらさぎの運転区間が短くなるのは、敦賀より北のJR北陸線が「並行在来線」として、JR西日本から経営を切り離され、三セクに移管されるためだ。JR西は「優等(特急)列車の機能は新幹線に移るため、並行して走る理由がない」と、三セク区間に乗り入れないことを決めた。
 「えっ。新幹線が延びるのに、かえって不便になるのか…」。しらさぎの停車駅がある福井県鯖江市出身で、名古屋市に住む女子大学生(21)はとまどう。今年一月、三セク会社の事業認可を報じるニュースで、しらさぎの短縮を知った。「帰省でいつも乗っている。故郷とのつながりが断たれる気もして、少しさみしい」と漏らした。
 ビジネスや観光の利便性を重視する経済界でも、直通の廃止を惜しむ声が上がる。新型コロナウイルス禍が収...

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