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「おまえら本気か」から始まった長島コーチの4年 Sトラックに転向

2022年2月11日 05時00分 (2月11日 05時01分更新)
首都体育館で練習を見守るショートトラックの長島圭一郎ヘッドコーチ(左)=1月31日、共同

首都体育館で練習を見守るショートトラックの長島圭一郎ヘッドコーチ(左)=1月31日、共同

 同じスケートとはいえ、リンクの大きさもブレードの長さも全く異なる。「全く知らなかったので、最初はインターネットで調べるところから始めた」。2010年バンクーバー五輪スピードスケートの男子500メートル銀メダリストで、ショートトラックナショナルチームの長島圭一郎ヘッドコーチ(39)。未知の競技に転向した指導者は、独自の人心掌握術で改革を進めてきた。
 前回の平昌五輪で、20年間メダルなしという厳しい現実を突きつけられたショートトラック。白羽の矢を立てられて就任した長島ヘッドコーチは、選手らにこう告げた。
 「どれだけおまえら本気なのか。口ではメダルって言っているけど、本当に行動に出しているの?」
 変えたかったのは選手の意識。ウエートトレーニングやダッシュで、あえて現役選手を「こてんぱんにした」。今までのやり方では世界で勝てないとのメッセージを込めた。スタートを見せれば、現役さながらの動き。選手たちは動画を撮影して技術を盗もうとするように。若いコーチとは酒を交えて何度も考えを話し合った。
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