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波に乗り最年少プロへ 御前崎の小6サーファー

2019年8月26日 02時00分 (5月27日 05時23分更新)

◆「24年パリ五輪狙う」

サーフィンのプロ資格を得た池田美来さん(右)と父の良隆さん=御前崎市で

 御前崎市から全国最年少の小学生プロサーファーが誕生する。同市第一小学校六年の池田美来(みらい)さん(11)が、愛知県田原市で開かれた日本プロサーフィン連盟(JPSA)の大会で条件を満たし、プロ資格を獲得。これまでの最年少記録(十三歳)を塗り替えた。サーフィンは二〇二〇年東京五輪で正式種目に採用された。「次に狙うのは五輪」と、二四年のパリ五輪の舞台を夢見る。
 これまでの大会成績から、七月下旬のプロ大会「田原オープン」の出場権を獲得し、最年少で初出場。国内トッププロの女子選手がしのぎを削る中、技の難易度やスピード、独創性で互角に渡り合い、二回勝ち上がりJPSAのプロ公認規定に達した。年内にプロ登録し、賞金が懸かる大会に活躍の場を移す。
 サーフィンを始めたのは五歳の時。風を求めて神奈川県厚木市から御前崎市に移住した元プロウインドサーファーの父良隆さん(58)らの影響だった。ウインドサーフィンではなくサーフィンなのは「道具の組み立てがなく手軽でシンプルだから」と良隆さん。美来さんは小学二年からスクールで元プロ選手に教わり、現在の指導者は地元のサーフショップ経営者だ。
 御前崎市はダイナミックな波で全国的に知られるサーフスポット。良隆さんは「五輪種目になったことで、御前崎では子どものサーフィン人口が増えている」と感じている。
 美来さんは「サーフィンは、やっている人が多くて競い合える。技をアレンジすれば、いろんなことができる」と楽しさを語る。毎朝五時前に起きて登校前と下校後の一~二時間、海に入る。週末には各地の大会を転戦する。
 身長一五一センチ、体重四二キロと小柄なため「大きい波に吹き飛ばされる。バランス力が必要」と課題を分析。週一度、ジムで瞬発力や体幹を鍛えている。「来年プロになったら、最年少の新人賞を取りたい」とさらなる高みを目指す。
(河野貴子)

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