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穴水の魅力 再発見の旅へ 手書き新聞の滝井さん、名所巡り企画

2022年2月8日 05時00分 (2月8日 10時07分更新)
ツアーを紹介する手書き新聞の記事を手に持つ滝井元之さん=穴水町梶で

ツアーを紹介する手書き新聞の記事を手に持つ滝井元之さん=穴水町梶で

来月開催、参加者募る

 手書き新聞「紡ぐ」を発行する穴水町梶(かじ)の滝井元之さん(77)が三月二十六日、町内の民話が伝わる場所や史跡を巡るツアーを開く。新聞で紹介した十カ所のうち四カ所を回り、穴水の魅力を伝えるほか、今後の企画立案に生かしていく。 (森本尚平)
 滝井さんは二〇〇九年、能登半島地震で被災した町民に季節の話題や各地の災害、ボランティアの現状などを伝える「『あした塾』だより」を発行。二〇年三月まで月一回発行、被災者に手渡してきた。「皆で町を考える別の新聞を発行したい」と「あした塾」だよりに区切りを付け、紡ぐを創刊。主に月一回、町の話題を自らの視点で届けている。
 「穴水再発見」と題したコーナーでは、埋もれつつある町内の名所を紹介。町に伝わる民話を集めた「穴水百物語」を参考に現場で取材する。滝井さんは「町民には忘れたり埋もれたりしているものを再発見してもらい、町外の人には穴水の隠れた魅力を知ってもらえれば」とツアーを企画した。明治時代に皇室に献上された御物(ぎょぶつ)石器が出土した同町比良(びら)の遺跡や鎌倉時代後期から室町時代の石塔群とされる「鎌倉屋敷」、沖波十三塚などを巡る。
 テストツアーと位置付け、参加者から意見を募る。今後は季節に応じた名所巡りなどを定期的に開いていく。滝井さんは「地元にいても行かない場所も多い。ツアーが改めて魅力を知る機会になれば」と願う。
 午前八時半〜正午。申し込みは十五日までで、募集は十人程度。(問)滝井さん0768(56)1151

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