【中日】松坂大輔さんが“里帰り” 横浜高の後輩・柳「調整方法を教えてもらいました」
2022年2月7日 06時00分
日米通算170勝を挙げて2018、19年に中日でもプレーし、昨年限りで現役引退した松坂大輔さん(41)が6日、中日の1軍キャンプを視察した。投手陣を中心に“里帰り”を歓迎したナインにとっても、アドバイスあり激励ありとキャンプの充実へ、実りある時間になった。
スーツ姿となった松坂さんのアグレスタジアム北谷への“帰省”は、コロナ禍で静かなスタイルだった。それでも、18年から貴重な2年間を一緒に過ごした中日ナインにとっては、心躍らせて学びを得る時間にもなった。
昨季に大きく飛躍した2人は、胸を張って対面した。横浜高の後輩で投手2冠に輝いた柳と、松坂さんの中日在籍時にキャッチボール相手を多く務めた、自己最多の8勝で初めて規定投球回に到達した小笠原だ。
笑い声を響かせ、リラックスした表情で言葉を交わした柳は、松坂さんが引退を発表した翌日の昨年7月8日の巨人戦(東京ドーム)で、8イニング無失点で白星をつかんだ。「(松坂さんに)いいピッチングを見せたいと思って。そういう気持ちは持ってました」と気迫を前面に押し出した。
どんな実りの時間になったのか。「野球の話だと、調整方法を教えてもらいました。投げる日、投げない日であったり。自分の大切な引き出しとして、覚えておきます」。待望の再会で「とてもうれしかったです。頑張ります」と心身の充電はばっちりになった。
おすすめ情報
-
2022年8月17日