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名門レッドブルからF4参戦「ぶっちぎりでチャンピオンを取りたい」名古屋出身の16歳・野村勇斗

2022年2月6日 06時00分

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今季のフランスF4選手権に参戦する野村勇斗

今季のフランスF4選手権に参戦する野村勇斗

 レーシングカートで実績を積んだ名古屋市出身の野村勇斗(16)が、今年から欧州の名門チーム・レッドブルに所属し、フォーミュラ(F)4に参戦する。当面の目標は今年のF4チャンピオンと、数年後のF1参戦。4月から始まるフランスのF4選手権に向け、今月上旬にも渡欧する。
 念願の欧州参戦を控え、野村は引き締まった表情で抱負を口にした。「ここまでは順調に来ていると思うが、16歳での参戦は、世界では普通かむしろ遅いくらい。ぶっちぎりでチャンピオンを取れるように頑張る」。F1への入り口にたどり着いた喜びと、これから始まる厳しい戦いに向けた緊張感が交差する。
 満を持してのF4参戦だ。海外では15歳前後で出場する例もあるが、日本では16歳以上が条件。昨年11月に鈴鹿レーシングスクールフォーミュラでスカラシップ(奨学制度)を獲得した野村は、ホンダ育成ドライバーとレッドブルジュニアドライバーとして迎え入れられた。
 幼少時にあこがれていたセバスチャン・ベッテル(ドイツ、現アストンマーチン)も所属していたチームからの誘いに「レベルが高い海外に挑戦したかったので、夢の舞台に近づけてうれしかった。世界でも10人くらいしか選ばれない。『マジか』という感じだった」と興奮を隠せない。
 フランスのF4選手権は国外を含め4~10月に全7大会、21レースが行われる。「買い物に行くときは心配かも…」とフランス語はおぼつかないが、サーキットは英語が使えるので、あまり問題視はしていない。基礎体力にも自信がある。
 「チャンピオンにならなければ道は開けない。来年は(1ランク上の)F3に参戦したいし、20代の前半でF1に乗れるようになりたい」。将来のトップレーサーを目指し、世界への扉をこじ開ける。
▼野村勇斗(のむら・ゆうと) 2005年11月12日生まれ、名古屋市西区出身の16歳。173.5センチ、62キロ。4歳ごろからカートを始め、13歳で最高峰のOKクラスの世界選手権(フィンランド)に出場。ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト所属。今季はFFSAアカデミーから出場する。
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