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北京五輪開催費、実際は発表の10倍以上、過去最高4兆円超か 英教授「中国のデータは信用できない」

2022年2月5日 17時30分

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北京五輪の選手村

北京五輪の選手村

 北京五輪・パラリンピックは4日、開幕。その開催費用は、中国政府が発表した39億ドル(4485億円)の10倍以上にのぼり、3兆円超の過去最高額とされる東京五輪も上回る可能性が出て来た。米ニュースサイトのインサイダー・ビジネスが5日に報じた。
 同サイトがニュースやプレスリリース、公式記録などから算出した総額は380億ドル(4兆3700億円)以上。北京市とスキージャンプ競技などが催される河北省・張家口市を結ぶ「五輪専用」超高速鉄道の建設費だけでも92億ドル(1兆58億円)で、発表総額の2・5倍超になるが、これは開催費に計上されていない。他にも、選手村の一つの建設費は約32億ドル(3680億円)とみられ、この関連費用を計算しただけでも、発表総額の2倍になるという。また、空港、地下鉄と高速道路の拡張費計25億ドル(2875億円)や、さらには人件費や環境対策費なども全く含まれていない。
 米スミス大経済学のジンバリスト教授は「中国が発表した開催費用に何か意味はあるのか? ほとんどない。総コストの現実を全く反映していない」と批判し、英オックスフォード大経営学のフライバーグ教授も「過去を見ても、中国はデータに関して信用できないとわれわれは分かっている。基本的に、共産党が『コスト超過』はないと言えば、ないことになる」と評した。
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