身長150センチ未満の西村優菜、小さい体に人一倍の闘志「(自分自身の)21年の数字を超えたい」【女子ゴルフ連載】
2022年2月4日 06時00分
◆2022年女子ゴルフ「推し女」ルーキー編
渋野日向子や畑岡奈紗らすでにツアー優勝者9人を輩出している黄金世代に対抗するのが、2000年生まれのミレニアム世代。中でも20―21シーズンでメジャー・サロンパス杯を含む4勝を飾り賞金ランク5位、ポイントランク4位となった西村優菜=スターツ=には今シーズンも大きな期待がかかる。
先日のバラエティー番組内で、身長が150センチに満たないことが発覚した西村だが、その小さな体に秘めたる攻撃力と闘志は人一倍だ。「今年は(自分自身の)21年の数字を超えられるようにしたい。年間3勝したいです」と話し、先日発表されたスポンサー契約では獲得バーディー数や勝利数などに応じてのチャリティーを行うことも明かされ、さらにモチベーションもアップした。
ゴルフの本格始動は2月という。「1月は合宿へ向け、体づくりとスイング調整。まだ50%程度の仕上がりですが、自分の頭の中にある計画だとうまく進んでいると思います。昨シーズン終盤は疲れも出てきていたので有酸素運動やウエートトレーニング、ジャンプ系なども取り入れてます。体重も1年間で5キロぐらい減ってしまったので、食事の量も増やしてますし、今季は体重の変動もなるべくなくすように努力中です」
今季から獲得賞金レースでなく、各大会の成績をポイント化したメルセデスランキングが女王を決めることになるが「トップ10の回数を一番気にしています。クラブを思いきり振る練習にも取り組んでいて、ドライバー飛距離で5~10ヤード伸ばせたらいいなと」と西村。昨年末には弾道測定器も購入し「1つの武器になるかな、という感じは持っています」と、新たな手ごたえもあるようだ。(構成・月橋文美)
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