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【ラモス評論】トップの3人が初めて連動した完璧な先制点 無敗のサウジ相手にこのサッカーができたことに意味がある

2022年2月1日 22時27分

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日本―サウジアラビア 前半、先制ゴールを決める南野(右)

日本―サウジアラビア 前半、先制ゴールを決める南野(右)

◇1日 サッカー 2022年W杯カタール大会アジア最終予選 日本2―0サウジアラビア(埼玉スタジアム)
 文句なしの勝利だ。森保監督のもと、これまで積み重ねたことが間違っていなかったことを選手全員がピッチの上で示した。それは先制点に凝縮されていた。
 自陣左サイド20メートルの位置で相手のスローインを奪うと、遠藤が前線の伊東に縦パス。それをダイレクトで酒井に落とすと、酒井が一気に右サイドのスペースへとロングパス。伊東が右サイドを一気に駆け抜け、相手DFに競り勝つとダイレクトでクロスを入れた。
 さらにフィニッシュ。伊東のクロスに対し大迫がニアサイドに入り、またいでスルー。ファーサイドの南野が絶妙のファーストタッチで相手DFの動きを止め、左にかわして左足でシュート。トップの3人が初めて連動したゴールだ。ボールを奪ったら強い縦パスで一気に攻める。多くの選手が関わり、ピッチの幅をめいっぱい使ったワイドな展開。パス4本で完璧な崩し。チームが一体化した完璧なゴールだった。
 中盤の3人のできも最高だった。守田、田中がアップダウンを繰り返しながらボールを奪う。遠藤を含め、3人の位置関係、距離感が絶妙。1人がいけば、必ずカバーが入る。3人がお互いをよく見ているから大崩れしない。安定感があるから守田、田中が前線に顔を出す回数も増えた。
 無敗のサウジ相手にこのサッカーができたことに意味がある。アウェーのオーストラリア戦でもこの戦いができれば、W杯に向け、大きな収穫となる。(元日本代表)

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