「一番大事なのはチームの雰囲気と団結力」今季加入のGKスウォビィクが意気込み語る【FC東京】
2022年1月31日 20時04分
FC東京のGKヤクブ・スウォビィク(30)は、今季仙台から完全移籍で加入した。沖縄キャンプ15日目の31日は、今合宿初のオフ。新たに首都クラブのゴールマウスを守る元ポーランド代表に新天地での意気込みなどを聞いた。
―ここまでのキャンプを振り返って
「充実した1次キャンプを終えて2次キャンプを過ごしている。毎日厳しい練習をしているし、新しいことにチャレンジしている。新しい戦術をみんなが理解するために意欲的に取り組んでいる。いいキャンプになっていると思う」
―その新たな戦術の面白さと、難しさをどこに感じているか?
「今取り組んでいることは簡単なことではない。大切なのは相手が誰であれ、どこのチームでも自分たちのやり方を浸透してできるかどうかが重要だと思っている。そこに意欲的に取り組んでいきたい。ただ、なかなか簡単なことではないことばかり。時間は必要だと感じている」
―特に、GKとして難しさを感じることは?
「新しく取り組んでいる“アパレセール(スペイン語で現れる)”にはGKのサポートも必要不可欠だと感じている。しっかりDFラインの背後にポジションを取ったり、DFラインを高くコントロールすることは大事な仕事だと思っている。ですが、GKのメインの仕事はゴールを守ることだと思っている。自分自身はそこによりフォーカスしたことを意識して取り組んでいる」
―練習試合の京都戦もいいセーブがあった
「ああいうセーブをするために日々トレーニングを続けている。シーズン中もそういうセーブを見せられるように、日々のトレーニングからそういうところを心掛けていきたい」
―仙台時代に「クバ神」とたたえられたが
「サポーターからの好意を感じる呼び方なので、それが嫌ではないです。ただ、私の名前はクバで、神でも何でもないので(苦笑)。複雑なところもあるよ」
―東京でもそう呼ばれるような仕事が求められているのでは?
「そういう活躍を自分も望んでいる。新しいことに挑戦する中で、自分がそこにどれだけ貢献できるか。日々の練習を積み重ねて試合で最高のパフォーマンスを見せたい。サッカーは一人でやるものではない。自分はGKなので特別なポジションかもしれないが、みんなで一つになることが大事なんだ。ストライカーがゴールを決めても、それは一人だけの仕事ではない。11人のチーム全体の力で奪ったゴールですし、DFやMFがミスをしてピンチを招いたとしても、最後は自分が守ってチームとして守り切れるかが大事なんだ。一人の力ではなく、チームとしていい結果を残したい。一番大事なのはチームの雰囲気と団結力。それが必要だと思う」
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