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藤井聡太竜王が渡辺明王将を圧倒し開幕3連勝 最年少五冠に王手【王将戦】

2022年1月30日 20時03分

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藤井聡太竜王

藤井聡太竜王

 藤井聡太竜王(19)=王位・叡王・棋聖=が渡辺明王将(37)=名人・棋王=に挑戦する「第71期王将戦」七番勝負第3局は30日、栃木県大田原市で指し継がれ、藤井が135手で勝利した。開幕3連勝とし、最年少五冠に王手をかけた。第4局は2月11、12日、東京都立川市で指される。
 破竹の進撃が止まらない。王将ストレート奪取による五冠達成まであと1勝とした。これで対渡辺戦は11勝2敗。番勝負に限っても9勝1敗で、2020年7月の棋聖戦第4局での棋聖奪取から藤井の7連勝となった。
 終局後のインタビューで「封じ手のあたりは失敗したかと思っていて、どう勝負していくかという局面が続いた。終盤も少し足りない感じで指していた」と振り返った藤井。王手の懸かった第4局に向けては「内容的に問題が多いので、次の対局に反省を生かしていきたい」と、いつもの姿勢を貫いた。
 一方、王将4連覇への道のりが険しくなりつつある渡辺は、さすがに言葉少な。次局について聞かれると「やることは変わらないので、特別何かということはない」とだけ答えた。
 盤上は先手・藤井が相掛かりを選択し、遠大な構想を秘めつつ難解な局面に誘導した。1日目の夕刻近くになってそれが徐々にベールを脱ぐと、渡辺が動いて戦いがスタート。互いの大局観が問われる中、深い読み合いが続いた。
 2日目は渡辺の封じ手で再開。午前中は大決戦を見据え、両者とも間合いを計り合うジリジリとした展開に。午後になって局面を動かしにかかったのは藤井で、渡辺が巧みにその手に乗って攻めを余そうとすると、第1局に続いてまたもや大激戦が繰り広げられた。最後は藤井の終盤力がさく裂し、鮮やかな寄せを披露した。
 持ち時間8時間で消費時間は藤井7時間57分、渡辺7時間58分。終局は午後7時15分だった。

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