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長友、批判や不要論を笑顔で歓迎「局面を打開したら2022倍の称賛を」【サッカー日本代表】

2022年1月30日 18時09分

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練習中に頭を抱える長友佑都=第一カッターフィールド秋津サッカー場

練習中に頭を抱える長友佑都=第一カッターフィールド秋津サッカー場

サッカー日本代表は30日、W杯カタール大会アジア最終予選B組第8戦のサウジアラビア戦(2月1日・埼玉スタジアム)に向け、千葉県習志野市内で冒頭以降は非公開で調整した。不要論を含む厳しい批判にさらされているDF長友佑都(35)=FC東京=は“外野の声”を真正面から受け止め「この局面を打開した時には2022倍の称賛でたたえていただけたら」と長友節で“反攻”を予告した。
◇ ◇
憤るどころか、むしろもろ手を挙げて歓迎した。自身を中心に渦巻く刺激的な批判や不要論。長友は「ありがたい限り」と笑顔で受け止めた。さらに問わず語りで「厳しい批判、意見の中に自分を成長させるチャンスが眠っている。日本代表を背負っている以上、駄目なら批判されて当然。どんどん批判してもらっていい」と泰然と構えた。
最終予選7戦連続先発出場中の不動の左サイドバックも、全盛期の爆発的な上下動は鳴りを潜め「左サイドが停滞しているのは、全ては僕の責任」と自認する。24歳のDF中山(ズウォレ)への“継投”が勝利の方程式と化し、中国戦では中山が出場直後にアシストを記録したことで批判も倍加した。
インテル・ミラノ(イタリア)やガラタサライ(トルコ)、マルセイユ(フランス)では「プレーが悪ければ街を歩けない」「世界中から批判が来る」という過剰なまでの重圧、非難にも似た厳しい批判を浴びてきた一方で、“叱咤(しった)”を糧に変え、進化してきた自負がある。
長友は「まだ中途半端。たたくにしても」と世論をあおり「もっと批判されてもいい。人々はそこ(どん底)からはい上がる姿に感動する。まだまだ振れ幅が狭い」と笑った。
この日、公開された練習の冒頭では先頭を走り、チームの笑いの中心にいた。“大好物”の批判を丸ごと食らい、自らの成長とチームの勝利だけに心を砕く信条は今も不変。「過去のことは全く関係なく、今、ピッチで示さないといけない」。下馬評を力ずくで覆し、W杯切符をわしづかみにする。

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