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最終予選は5試合連続不発の南野が「結果で示すしかない」と背水のゴール宣言【サッカーW杯アジア最終予選】

2022年1月29日 19時01分

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南野拓実

南野拓実

 サッカー日本代表は29日、2022年W杯カタール大会アジア最終予選B組第8戦のサウジアラビア戦(2月1日・埼玉スタジアム)に向け、千葉市内で約1時間半、トレーニングした。最終予選で無得点が続くMF南野拓実(27)=リバプール=は「結果で示すしかない」と背水のゴール宣言。B組の首位に立つ強敵との天王山で、「背番号10」がW杯への号砲を打ち上げる。
     ◇
 端正なマスクの裏側で、再興に懸ける炎は燃え盛っていた。右サイドからゴールを量産する伊東純也を横目に、左サイドの南野は最終予選で沈黙が続く。「背番号10」を背負う責任を自覚している分、ふがいない思い、悔しさは増幅していた。南野は「次の重要な一戦で、結果で示すことができれば。結果で示すしかない」。自らに言い聞かせるように、「結果」という言葉を繰り返した。
 森保一監督就任以降、南野は攻撃の中心軸を担い続け、大迫勇也の17得点に次ぐ16得点をマーク。2次予選では面白いように得点を重ね、本田圭佑に並ぶW杯予選7戦連発も記録した。
 だが、最終予選に入ると、大きくトーンダウンした。システムの変更に伴い、主戦場だったトップ下から3トップの左に配置転換され「迷いながらプレーしていた部分もある」。これまでの輝きは消え、どこかくすんだまま。貢献はあるにせよ、ゴールへ向かう脅威は明らかに減退した。
 ただ、上昇のヒントは手にしている。試合の状況や大迫、守田英正、長友佑都との距離感、関係性を挙げ、「もっと前向きで、ボールを受けるにはどうしたらいいか」と南野。タッチライン際に張るのか、流動的に動いて大迫に近い中央寄りに立つのか。試行錯誤の末、ポジションの壁を効果的に打破できれば、さらにブレークできる確信がある。
 最終予選は5試合連続不発。国際Aマッチ出場7戦連続無得点の自身ワースト記録を目前にしながらも、「もっと良くできる。もっと自分の良さを出していければ」と南野。「背番号10」の得点は、チームにとって単なるゴールを上回る価値がある。満を持して、「帝王」がサウジ戦で再覚醒する。

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