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「残念でしたねと言うのを求められるのかと思った」大逆転選出の大垣日大・阪口監督 歓喜の選手に「一生忘れない」【センバツ】

2022年1月28日 20時25分

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大垣日大ナイン

大垣日大ナイン

第94回センバツ高校野球大会(3月18日開幕・甲子園)に出場する32校が28日に決まった。
 まさか、まさかの大逆転選出だ。昨秋の東海大会4強だった大垣日大(岐阜)が、同大会準優勝の聖隷クリストファー(静岡)を上回る評価を受け、11年ぶりにセンバツ切符を手にした。77歳の大ベテラン、阪口慶三監督の声も弾む。「私の経験上、ありえないこと。夢のよう。一段と元気になった」と喜んだ。
 この日は学校の入試前日のため、授業は午前で終了。野球部は午後からグラウンドで練習していた。「2校しか選ばれないのだから入るわけがない。(センバツは)100%、頭になかった」。雑念なく練習に打ち込んでいたが、発表が始まった午後3時を過ぎると報道陣の車が1台、また1台と集まり始めた。
 「『残念でしたね』と言うのを求められるのかと思った」。念のため、学校にいる小森野球部長に確認の電話を入れた。
 阪口監督「なにか情報ある?」
 小森部長「(出場決定の)電話がありました」
 同監督「うそ!?」
 その後、校長がグラウンドを訪れ、選手に伝達。阪口監督は「選手は顔をくしゃくしゃにしたり、真っ赤になったり。本当にうれしそうな顔を見られた。一生、忘れない」とかみしめるように話した。
 チーム力を買われての選出だ。岐阜2位で出場した東海大会は初戦で静岡のプロ注目右腕、吉田優を攻略。準々決勝では愛知1位で優勝候補の享栄に逆転勝ちした。「よほど認めてくれたのでしょう。感謝です」
 驚きの選出だが、チームづくりに遅れはない。昨年末には和歌山県で合宿。「毎日が真剣勝負。実戦練習も積んでいる」と手応えはある。五島、山田渓の左右両輪は冬の間、ともに体重が5キロ増えた。「球の切れ、制球力は通用してもおかしくない。面白いと思う」。甲子園にふさわしいチームであることを、本番で証明する。

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