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首位サウジとの天王山へ遠藤航「もう1個2個ギア上げないと」 カギはハイプレスとロングカウンター【W杯最終予選】

2022年1月28日 19時33分

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ジョギング中に板倉滉(左)と笑顔で話す遠藤航

ジョギング中に板倉滉(左)と笑顔で話す遠藤航

 サッカー日本代表は28日、W杯カタール大会アジア最終予選B組第8戦のサウジアラビア戦(2月1日・埼玉スタジアム)に向け、千葉市内で約1時間半、トレーニングした。27日に中国を破った日本は、勝ち点15で同組2位。勝ち点4差で首位に立つサウジとの天王山で、勝利の鍵を握るのは前線からのハイプレスと自陣に引き込んでからのロングカウンター。鋭く研ぎ澄ませた「二刀流」でサウジ撃破を狙う。
 ホームでの快勝劇も喜びは一瞬。視線はすぐに次へと向いた。27日の試合後、選手たちは“反省会”を開き、難敵攻略のイメージを共有。MF遠藤航(シュツットガルト)は「サウジはチームとしての完成度が高い。もう1個、2個、ギアを上げないといけない」と気を引き締めた。
 中国戦のボール支配率は61・4%と主導権を握って圧倒した。ただ、サウジは技術、スピード、戦術のいずれもが高次元で、一筋縄では太刀打ちできない。2019年1月のアジア杯での対戦時はボール支配率24%、昨年10月の最終予選第3戦では同48%だった。
 球を保持されることは想定せざるを得ない。その上で(1)前線からのハイプレス&ショートカウンター(2)自陣に引き込んでからのロングカウンター―という“Wプラン”の自在な使い分けに勝機を思い描く。
 サウジについて、遠藤は「球の動かし方も洗練されている」と警戒。前線からハイプレスを敢行しつつ「ボールを持たせながら、カウンターというのもオプションとしてはある」と言った。「自分たちのサッカー」などという1点特化型ではなく、マルチタスク遂行型で対抗する考えで「両方の戦いを90分の中で持てたらいい」と青写真を明かした。
 やはり重要になるのは球際の強さ、攻守の切り替え、さらにボール奪取後の1本目の縦パスにほかならない。GK権田(清水)は「(パスを)横ではなく、まず縦に付ける意識。(相手守備が)少しでも手薄な状況で攻めるのは大事になる」と語った。
 勝利だけが厳命される天王山。周到な「二刀流」でW杯ロードを切り開く。

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