【日本ハム】金子千尋、ビッグボスとの奇縁「感じるものがある」復活のきっかけに
2022年1月29日 06時00分
日本ハムの金子千尋投手(38)が自主トレをしている沖縄・名護でオンライン取材に応じた。新庄剛志監督(50)とは、ビッグボスが現役引退を表明した2006年4月の日本ハム―オリックス戦で満塁本塁打を打たれた奇縁がある。監督と選手に立場を変えての再会に「感じるものがある」と運命的な何かを感じ取っている。
16年前の対決の記憶は鮮明だ。金子は「球場はちょっと異様な雰囲気だったような気がする」。2回にソロ本塁打を放った新庄監督は「今年でユニホームを脱ぎます打法」と前触れなしの衝撃コメントを発表。迎えた7回、当時プロ2年目だった金子は新庄監督と相まみえた。
「外の真っすぐが高めに浮いて、それを右中間に打たれた。あの本塁打で登録を抹消されたんです」。通算129勝の右腕にとって今も忘れられない1球。金子は「ファイターズで対戦したことがあるのは僕だけ。現役がかぶっているのも僕だけ」。新庄監督とグラウンドで同時代を過ごした日々を懐かしんだ。
昨季は0勝4敗、防御率6・21。厳しい立場は金子も直視している。「肉体的な衰えはあるかもしれない。それを覆したい。また一からやって結果を残したい」。ビッグボスとの奇縁も復活のきっかけとする。
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