【名古屋グランパス】相馬が慣れないはずの右アタッカーで2ゴール 長谷川健太監督の掲げた「チャレンジ」体現
2022年1月28日 18時04分
J1名古屋グランパスは春季キャンプ5日目の28日、沖縄県南風原(はえばる)町の黄金森公園陸上競技場で、沖縄SV(九州リーグ)との練習試合を実施し、6―0で勝利した。右サイドアタッカーで出場したFW相馬勇紀(24)は2ゴールの活躍。自らも積極に仕掛け、長谷川健太監督(56)の掲げた「チャレンジ」を体現した。
挑戦の日々に興奮が止まらない。昨季はグランパスでは主に左サイドで出場。この日は慣れないはずの右サイドだったが、水を得た魚のように生き生きと駆け回った。クロスを上げる選択がある場面でも、ぐっと中央に寄って直接シュート。相手の脅威となった。
長谷川監督は「トライアンドエラーなので、ミスしてもまた次に課題を改善すればいい」と積極的な仕掛けを指示。相馬は、MFからの縦パスだけでなく、センターバックのDF藤井からも相手DF裏に抜け出し、パスを受けることが数度あった。
キャンプ5日目とあって、かみ合わない場面もあったが、相馬は「楽しんでプレーすることができたし、チャレンジしないとゴールは生まれないなと実感した。本当に毎日楽しくて、充実しているので、ここからどれだけ成長できるのか、ワクワクが止まりません」と満面の笑み。昨季は2ゴール8アシストと、チャンスメーカーとしての側面が強かったが、点取り屋としての才覚も徐々に発揮され始めている。
右サイドでのプレーは「(左に比べ)相手がクロスを警戒することが多いので、中に行ったときのシュートが打ちやすい」と魅力を感じた。FWマテウスの合流遅れもあって流動的だが、プレーの幅が広がることは間違いない。
自身に課す今季のテーマは「自分の進化」。ワクワクする日々が、サポーターもワクワクに導く。
【読まれています】
◆宮原、今季は積極的に「どんどん前に速く行ける」
◆稲垣、代表再挑戦への道「グランパスの活動がすべて」攻守の要理解へ
◆マテウスが沖縄キャンプに合流 背番号10を長谷川監督が握手で出迎え
◆宮原、今季は積極的に「どんどん前に速く行ける」
◆稲垣、代表再挑戦への道「グランパスの活動がすべて」攻守の要理解へ
◆マテウスが沖縄キャンプに合流 背番号10を長谷川監督が握手で出迎え
関連キーワード
おすすめ情報
-
名古屋グランパス、ファン感謝デー3年ぶり夏開催 豊田スタジアムで7・23
2022年6月28日